皆さま、お久しぶりです!
函館支店設計のももえです。
函館でも雪が降りはじめ、寒い日が続いています。
寒い季節になると、窓を閉め切って
つい換気を怠っていしまいますよね…
冷たい外気を室内に入れることなく、
換気する方法はないのか…
と日々考えてしまいます。
そこで今回は、換気についてお話します。
「そもそも換気はなぜ必要なのか?」
「換気ってなんの種類が
あるのかよく分からない。」
「実際には、
どんな装置を取り付けるの?」
そんな疑問にお答えするべく、
換気の種類と性能について解説していきます!
家づくりは不安ですか?
きっと、この質問に「不安じゃない!」という人は
いませんよね?
「不安」というよりも「心配」という思いのほうが
強いかもしれません。
では、どこが心配になるところでしょう?
それはもちろん
「安心安全で良い家をつくってくれるのか」
という点ですよね。
それはつまり
・ 省エネ基準を満たした設備の家であること
・ 熱が逃げない断熱材や地震に強い構造であること
・ デザインだけでなく住み心地が良いこと
など、たくさんあるかと思います。
当社では、そんな人に寄り添う「あんしん住宅のすゝめ」
となるページを作成してご紹介しています。
ぜひご覧ください。
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内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
なぜ換気は必要なのか?
換気はなぜ必要なの?
と問われれば、多くの人はこう答えるでしょう。
「室内の汚染した空気と、
外の新鮮な空気を入れ替えるため!」
もちろん、
換気の第一の目的は空気の入替ですが、
それ以外にも
様々な効果があるのをご存じですか?
- 空気中の埃や有害物資、外出した際に衣類に付着した、花粉やPM2.5などを外へ追い出す。
- いろいろな原因から発生する不快な悪臭を、外へ追い出す。
- 結露やカビの発生により、建材の劣化を防ぐために除湿する。
つまり、換気は快適な住環境を実現するために
必要なのです!
一時期、住宅の高気密や
化学物質を発する建材の使用により、
のどの痛みや頭痛、鼻水、などの
「シックハウス症候群」が問題になりました。
現在は、法改正により住宅の
建材、接着剤は全て安全なものが使用されています。
しかし、シックハウス症候群は
家具やカーテン、絨毯から発生する化学物質や
カビ、ダニなども原因となります。
そこで、2003年より
住居の居室(人が長時間滞在する部屋)には
24時間運転の機械換気の設置が
法律で義務化されました。
なので、普段生活する部屋には、
いずれかの機械換気を
設置しないといけません。
では、機械換気とは…?
次は、それについて解説します!
内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
自然換気と機械換気
換気には、自然換気と機械換気の
2種類があります。
自然換気は、窓を開けて行う換気のこと
機械換気は、換気扇・送風機・排風機などの
ファン(機械)で行う換気のこと
ここで重要なポイントは、
換気を効率的に行うために、
空気の入口・通り道・出口をつくることです!
外の新鮮な空気を、
どこから入れて、どこを通り、
どこから出すのか
を考え、窓や換気口の位置を計画します。
なるべく、部屋全体に空気の通り道を
つくることが重要です!
図解するとこんなイメージ↓
また、機械換気には3種類あり、
入口と出口のどちらか、
または両方にファンを取り付ける
方法があります。
- 入口と出口にファンを設置→第一種換気
- 入口にファンを設置→第二種換気
- 出口にファンを設置→第三種換気
先程、住居の居室には
機械換気設備を設置しなければならない
ことをお話ししました。
では、3種類ある機械換気の
どの換気設備を付ければ良いのか?
実は部屋の用途によって、
採用する換気方式は
だいたい決まっているので、
実際に取り付ける装置の写真と
合わせてご紹介します!
第三種換気
自然給気口
機械排気口
第三種換気は、住宅の居室で
最も多く使用される換気方式です。
丸い形の給気口から
自然な流れで外気を入れ、
空気が部屋の中を通り、
四角い形の排気口から
機械で強制的に出す方法。
部屋の大きさや間取りによりますが、
だいたい各部屋に一つ給気口を、
各階に一つ排気口を設置します。
トイレに設置する排気口は、
臭気を機械で吸い上げて外へ出す
役割もあります。
上の写真は、24時間換気機能付きの
浴室の換気扇です。
この換気扇を設置する階は、
先ほどの四角い排気口を
設置する必要はありません。
さらに衣類乾燥機能も付いているので、
浴室内で洗濯物を干すことも可能です!
第一種換気
「第一種熱交換換気システム(熱交換気)」って
聞いたことありませんか?
通常、冬に換気を行う場合は、
室内の暖かい空気を外に、
外の冷たい空気を中に入れます。
熱交換機システムは、
室内の排気する空気の熱を回収して、
その熱で室外の冷たい空気をあたためてから、
中に入れるので快適!
という換気システムです。
「あたためる」といっても、
エアコンのような温風ではなく、
室温に近い温度です。
そのため、
「冷たさを感じない」「暖房負荷を軽減する」
といったメリットがあります。
また、花粉やPM2.5の侵入を防ぐ気圧調整機能付き!
夏は室内の涼しさを保ったまま
換気をしてくれるので、1年快適に過ごせます。
↑の装置を取り付けますが、
天井埋め込み式のため、
あまり目立たず室内がスッキリします!
(ただ、一般的に他の換気方式に比べてお高いです…)
第二種換気
第二種換気は、実は、住宅では
ほぼ使われることはありません。
機械で強制的に吸気するため、
新鮮な外気が得やすいメリットがありますが、
湿気を含んだ空気が、
天井や壁内に入る可能性が高くなるため、
特に、木造住宅には向かないといわれています。
ちなみに、給気口・排気口は、
上の写真のように
雨除けの外気フード付きで、外壁に付きます。
外観デザインを検討する際は、
外気フードの位置も確認しましょう。
出来るだけ正面は避けて設置したほうが
見栄えが良いです!
あったかばくりっこ
ロゴスホーム独自の暖房換気システムに、
「あったかばくりっこ」がというのがあります!
(特許取得!)
冬の冷たい外気を、
床暖房の床下空間に通してから
室内に取り入れて換気するので、
通常よりも暖かい空気で換気ができる!
というシステムです。
外気を直接室内に入れないので、
暖房負荷を下げる効果があります。
床暖のある「フォルテージDUO」という商品で
標準仕様となっています。
床下換気
ここからはおまけです↓
室内換気とは別に、床下換気があります
布基礎は、床下が地面で、
土台や床板が湿気の影響を受けやすいため、
しっかり換気をする必要があります。
そのため、基礎に直接換気口が開いています。
↓が布基礎の写真
ベタ基礎は、床下全体がコンクリートで、
さらに基礎の周囲を断熱材で覆っているため、
基礎に直接換気口が開けられません。
(水色の建材が断熱材です)
↓がベタ基礎の写真
コンクリートは、大量の水を混ぜて作ります。
しっかり乾燥させるのには
3年かかるといわれており、通気のために
室内の床に換気口を設置する必要があります。
↑の写真が、実際の換気口です。
ここから空気を吸い込んで、
浴室の換気扇から排気します。
間取りや大きさによりますが、
だいたい3つほど設置します。
それぞれの基礎の換気のイメージはこんな感じ↓
内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
家づくりは不安ですか?
きっと、この質問に「不安じゃない!」という人は
いませんよね?
「不安」というよりも「心配」という思いのほうが
強いかもしれません。
では、どこが心配になるところでしょう?
それはもちろん
「安心安全で良い家をつくってくれるのか」
という点ですよね。
それはつまり
・ 省エネ基準を満たした設備の家であること
・ 熱が逃げない断熱材や地震に強い構造であること
・ デザインだけでなく住み心地が良いこと
など、たくさんあるかと思います。
当社では、そんな人に寄り添う「あんしん住宅のすゝめ」
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内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
まとめ
今回は、新築住宅の換気設備について
ざっくりと説明しましたが、
ご理解いただけましたか?
要点をまとめると、
- ・換気には、窓による換気(=自然換気)と、機械による換気(=機械換気)の2種類がある。
- ・法律上、住宅の居室には、機械換気を設置しなければならない。
- ・部屋の換気は、第3種換気(自然×機械)が一般的。
- ・快適性を重視するなら、第1種換気(機械×機械)がおすすめ。
これから新築をご検討の方に、
今回の知識がお役に立てば幸いです!
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