一人暮らしでも、自分だけの理想の住まいを手に入れたい。
そう考える人が、今、じわじわと増えています。
自由な間取り、こだわりのデザイン、誰にも邪魔されない心地よさ。
「賃貸では物足りない」「将来も見据えた家がほしい」と感じたとき、注文住宅という選択肢はとても魅力的です。
この記事では、一人暮らしで注文住宅を建てるメリット・デメリットから、向いている人の特徴、注意点やおすすめ間取りまでを解説します。
一人暮らしで注文住宅を建てるメリット
自分好みの間取り・デザインで暮らせる
注文住宅の最大の魅力は、自分のこだわりを細部まで反映できること。
一人暮らしだからこそ、自分のライフスタイルにぴったりの間取りや、好みのインテリア・外観デザインにとことんこだわれます。
例えば、料理が好きなら広めのキッチンやパントリーを設けたり、読書が趣味なら陽当たりのいい窓際に読書スペースをつくったり。
既製の住宅では叶えにくい「こうだったらいいのに」を、自分の理想通りに形にできるのは、注文住宅ならではの特権です。
騒音や人間関係のストレスが減る
マンションやアパートでは、隣人の生活音や上下階の物音が気になることもありますが、戸建てであればその心配は軽減できます。
また、集合住宅特有の管理組合や住民同士の関係に煩わされることもなく、自分のペースで静かに暮らせるのも一人暮らしには嬉しいポイントです。
将来的に資産として活用もできる
家は「消費」ではなく「資産」としての側面もあります。
将来売却したり、人に貸したりといった選択肢が取れるのは、持ち家ならではの強み。
もちろん立地や建物のメンテナンス状況によって変わりますが、うまく活用すれば老後の備えやライフスタイルの変化にも対応できます。
住み続けることだけがゴールではなく、「持っていることの価値」を見出せるのが、注文住宅の魅力のひとつです。
ライフスタイルの変化に対応しやすい
一人暮らしとはいえ、年齢や働き方、家族との関係など、ライフスタイルは少しずつ変化していきます。
注文住宅であれば、そうした変化にも柔軟に対応できるよう、将来を見据えた間取りや設備を最初から取り入れることができます。
例えば、将来的に在宅ワーク中心になることを見越してワークスペースを確保したり、老後を意識してバリアフリー設計にしたりと、長く快適に暮らす工夫ができます。
「今の暮らし」だけでなく、「これからの暮らし」まで視野に入れて設計できるのが、注文住宅の大きな魅力といえるでしょう。
一人暮らしで注文住宅を建てるデメリット
掃除や管理の手間がかかる
戸建て住宅は、室内の広さだけでなく、外まわりの手入れやメンテナンスも必要になります。
一人で暮らすとなると、掃除や庭の管理、ゴミ出しなど、すべてを自分一人でこなすことになるため、思った以上に負担を感じることも。
「全部自分でやるのは不安」という人は、コンパクトな間取りにしたり、外構をシンプルにしたりと、最初から負担を減らす工夫をおすすめします。
防犯面の不安がある
一人暮らしの一戸建ては、防犯面で少し気をつける必要があります。
外から「一人で住んでいる」と分かってしまうと、空き巣や不審者などのターゲットになるリスクがあることも頭に入れておきましょう。
人通りの多い立地にする、センサーライトやスマートロック、防犯カメラなど、設備で対策できる部分も多いので、家づくりの段階でしっかり検討が必要です。
費用や維持コストが高くなる可能性
注文住宅は自由度が高い分、どうしても建築費用が割高になりがちです。
土地の取得費用、建築費、税金、保険、メンテナンス費といったコストがまとまってかかってくるため、「一人でそこまで払えるのかな」と不安になる人も多いはず。
また、長く住むためには定期的な修繕やメンテナンスも必要になります。
将来にわたって無理のない資金計画を立てるためには、「初期費用だけでなく、長期的な維持費も含めて設計する」という視点が大切です。
広さを持て余すことがある
注文住宅を建てるとき、「せっかくだから広めにしたい」と考える人も多いかもしれません。
しかし、実際に住んでみると「掃除が大変」「使わない部屋がある」「寒暖差が気になる」といった“広さゆえの悩み”を感じるケースも。
一人暮らしの場合は、生活動線がコンパクトであること、管理しやすいこと、空間に無駄がないことが住みやすさの要になります。
余裕を持たせるのももちろんありですが、「適度なサイズ感」を見極めることが大切です。
一人暮らしで注文住宅を建てるのに向いている人
趣味やインテリアにこだわりたい人
「自分の好きな世界観にどっぷり浸かりたい」「誰にも邪魔されずに趣味を楽しめる空間がほしい」
そんなふうに、ライフスタイルに“自分らしさ”を求める人にとって、注文住宅はまさにぴったりな選択肢です。
例えば、音楽好きなら防音室付きの部屋をつくったり、映画好きならホームシアターを備えたり。
インテリアにこだわりがあるなら、既製の間取りでは物足りないかもしれません。
誰にも気を遣わず、自分の“好き”を追求できるのは一人暮らしの大きな特権です。
ペットと快適に暮らしたい人
ペットを飼っている、あるいはこれから飼いたいという人にとっても、注文住宅は大きなメリットがあります。
ペット可の賃貸は数が少なく、内装や設備に制限があることも多いです。
その点、注文住宅なら最初からペットとの暮らしを前提に設計できるので、ストレスの少ない住まいがつくれます。
ペット用の床材、防音対策、足洗い場、専用スペースなど、思いやりのある工夫がたくさん盛り込めます。
相続などで土地を持っている人
すでに土地を持っている人は、それだけで大きなアドバンテージになります。
土地代が不要になることで、建築費や間取りの自由度にゆとりが生まれますし、資金計画にも余裕が出てきます。
また、実家の敷地を一部活用したり、両親の近くに住むといった選択もとりやすくなるため、ライフスタイルや家族との関係性に合わせた住まいづくりがしやすくなります。
土地があるなら、注文住宅を前向きに検討してみる価値は十分にあります。
将来も一人暮らしを見据えている人
「結婚する予定はないかも」「老後まで一人で暮らす可能性が高い」
そんなライフプランが見えている人には、一人暮らしの注文住宅は合理的な選択です。
賃貸で家賃を払い続けるよりも、自分の資産となる家を持っておいたほうが安心できるという考え方もあります。
もちろん、将来のことは誰にも分かりません。
しかし、将来介護が必要になったときのためにバリアフリー設計にしておいたり、部屋を区切って賃貸に出せるようにしたりと、ライフステージの変化を見越した家づくりは可能です。
「この先もずっと、自分にとって心地よい場所であるか?」
そんな視点を持てる人なら、注文住宅の自由度をしっかり活かせるでしょう。
一人暮らしで注文住宅を建てるときの注意点
間取りはコンパクトで効率的に
一人暮らしの注文住宅でまず意識したいのは、「広さ」よりも「使い勝手」。
あまりに大きな家にしてしまうと、掃除や管理が大変になるうえ、光熱費もかさみがちです。
1LDKや2LDKといった必要最低限+αの広さをベースに、生活動線や収納の配置を丁寧に設計することで、毎日の快適さがアップします。
「せっかくだから広くしたい」という気持ちは分かりますが、“ちょうどいい広さ”の見極めが、一人暮らしの家づくりでは特に大切です。
売却や賃貸も視野に入れた設計を
将来、引っ越しやライフスタイルの変化で家を手放す可能性がゼロとは限りません。
その際、極端に個性的すぎる間取りや設備だと、次に住む人を選んでしまうことも。
自分の好みを反映しつつも、ある程度の汎用性や市場性を意識しておくと、いざというときの選択肢が広がります。
「自分が一生住む前提」として考えつつも、「誰かに引き継げる家か?」という視点も、家づくりには大切なファクターです。
将来のライフステージ変化を考慮する
今は元気で身軽でも、年齢を重ねると体の動きや生活スタイルに変化が出てくるもの。
「ずっと一人で暮らすつもりだからこそ、将来を見越して住みやすい家にしておきたい」と考える人には、バリアフリーを意識した設計がおすすめです。
例えば、段差のないフラットな床や、引き戸の採用、手すりを設置できるスペースの確保など。
トイレや浴室の広さにも余裕を持たせておくと、介護が必要になった場合にも対応しやすくなります。
また、将来的に在宅医療やサポートが必要になるかもしれないことも考えて、車椅子でも動きやすい動線を意識しておくと安心です。
一人暮らしの注文住宅、おすすめのスタイル
基本は1LDK〜2LDK
一人暮らしにちょうどいい間取りとしては、1LDK〜2LDKあたりが候補に挙がります。
コンパクトで掃除や管理がしやすく、それでいて「寝るだけじゃない暮らし」ができる広さです。
1LDKなら、リビングと寝室をしっかり分けてメリハリのある生活が可能。
2LDKなら、趣味部屋や在宅ワーク用のスペースも確保できます。
どちらにするかは、「自分にとって必要な空間は何か?」を整理してから決めるのがおすすめです。
また、収納スペースは後から増やすのが難しいので、ウォークインクローゼットやパントリーなども最初から設計に入れておくと良いでしょう。
平屋か2階建てか、ライフスタイルで選ぶ
将来の暮らしや自分の好みによって、平屋にも2階建てにもそれぞれ良さがあります。
平屋は、ワンフロアで生活が完結する動線のシンプルさが魅力。
掃除も楽で、将来的に足腰に不安が出てきても安心して住み続けられる点がメリットです。
一方、2階建ては限られた土地を有効に使えるうえ、プライベートとパブリック空間を分けやすいのが特徴。
例えば1階に来客対応用のLDK、2階にプライベートな寝室やワークスペースという分け方もできます。
どちらが正解というよりも、「自分にとってどんな暮らし方が心地いいか?」で選ぶのがポイントです。
趣味スペースや来客空間を確保する工夫
せっかく注文住宅を建てるなら、「ただ暮らすだけ」ではなく、自分らしい時間を楽しめる空間を取り入れるのもおすすめです。
音楽や映画を思いきり楽しめる趣味スペース、読書や絵を描くのに集中できる静かなコーナーなど、一人暮らしだからこそ叶う“好き”に囲まれた住まいがつくれます。
また、来客があったときのことを想定して、リビングとは別にちょっと横になれるスペースを用意したり、友人を気軽に招ける広めのダイニングを設けたりするのも良いでしょう。
空間を「ただの部屋」としてではなく、使い方やシーンを想定した設計にすることが注文住宅の楽しさでもあり、工夫のしどころです。
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まとめ
一人暮らしで注文住宅を建てることは、暮らし方に対する価値観が多様化している今だからこそ合理的な選択肢と言えます。
もちろん、費用・管理・防犯など、気をつけるべき点は多くありますが、だからこそ設計段階から丁寧に暮らしを描いていくことが大切。
そしてそのプロセスこそが、自分自身のライフスタイルや将来像と向き合う、貴重な機会にもなります。
本記事で紹介したように、工夫しだいで一人暮らしの注文住宅は、「今の自分」だけでなく「未来の自分」にもやさしい住まいになります。
理想の暮らしに近づいていくために、「注文住宅」という選択肢を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。