苫小牧市は住みやすさは?魅力や移住・住宅支援制度について解説

北海道の苫小牧市は、豊かな自然と便利な交通アクセスを兼ね備えた魅力的な街です。

本記事では、苫小牧市の居住者や移住を考えている方に向けて、移住支援制度、子育て支援、住宅支援などの役立つ情報をお届けします。

苫小牧市の基本情報

苫小牧市の人口

苫小牧市の人口は2024年5月現在16万6094人で、北海道では4番目に人口が多い都市です。しかし、2013年の17万4469人をピークに減少に転じています。

そこで、苫小牧市は人口ビジョン及び総合戦略を作成し、今後も持続可能なまちづくりを目指して地域コミュニティの強化や多様な文化の共生を推進しています。

特に、若年層の雇用機会の確保・拡充や子育て支援を重点に置いた施策が行われています。さらに、地元企業と学生とのつながりを強化する取り組みが推進されている点も特徴です。

参照元:苫小牧市公式サイト・令和6年5月末現在の人口
参照元:苫小牧市公式サイト・苫小牧市人口ビジョン及び総合戦略

苫小牧市の気候

苫小牧市は、北海道の中でも比較的穏やかな気候が魅力です。

苫小牧(胆振地方)の8月平均気温は20.4℃と涼しく、快適に過ごせます。冬は降雪が少なく、晴天の日が多いため、厳しい寒さが苦手な方にも住みやすい地域です。

この穏やかな気候は、日常生活を快適にし、引越しや移住を検討する方にも魅力的な要素となっています。

参照元:苫小牧(胆振地方)平年値(年・月ごとの値)

苫小牧市の交通機関

苫小牧市は、交通アクセスの良さが特徴的な都市です。市内の交通網は整備されておりバス路線が充実しているため、市内移動がスムーズです。

車利用者にとっては、広い駐車場を備えた商業施設や公共施設が多く、利便性が高いです。

JR室蘭本線「苫小牧駅」から札幌までは特急列車で約1時間、新千歳空港までは車で30〜40分程度と主要都市へのアクセスが良好です。

また、苫小牧港からはフェリーが発着しており、八戸や仙台など県外の都市へも行き来できます。

これらの交通の利便性は、苫小牧市の住みやすさを高める重要な要素となっています。居住者や移住検討者にとって、この充実した交通インフラは大きな魅力となるでしょう。

苫小牧市のエリア別の魅力・特徴

過ごしやすい気候

苫小牧市は北海道内で降雪量が少なく、過ごしやすい気候が魅力です。

夏は平均気温が約21℃と涼しく、避暑地としても適しています。また、冬は比較的温暖で、降雪量が少なく、晴れの日が多いため、雪かきの負担も少ないのが特徴です。

この気候条件は、日常生活を快適にし、住民にとって非常に住みやすい環境と言えるでしょう。

海や山の自然に囲まれた街

苫小牧市は、太平洋に面し、豊かな自然に囲まれた魅力的な街です。

市内には、ラムサール条約に登録されたウトナイ湖や樽前山(標高1,041m)など、美しい自然景観が広がっています。

また、これらの自然環境でアウトドアやレジャー活動を楽しむことができます。

季節ごとに異なる風景が楽しめるため、四季折々の自然の美しさを堪能できます。

買い物にも困らない

苫小牧市では、日常の買い物に困ることはほとんどありません。

市内には大型ショッピングモール「イオンモール苫小牧」があり、ファッション、雑貨、食品、レストランなどの店舗が揃っています。

さらに、市内各所にはスーパーマーケットやドラッグストアも点在しており、日々の買い物にも便利です。

また、「道の駅ウトナイ湖」もあり、新鮮な地元の特産品やお土産を購入することができます。

充実したショッピング施設が豊富なので、苫小牧市での生活には困らないでしょう。

ウトナイ湖や樽前山など観光地も豊富

苫小牧市は観光地も豊富で、見どころがたくさんあります。

ラムサール条約に登録されているウトナイ湖は、渡り鳥の観察スポットとして有名で自然観察や野鳥観察が楽しめます。

また、登山に最適な樽前山は、美しい溶岩ドームや広大な自然景観を楽しめる人気の観光地です。

さらに、苫小牧市内には歴史を感じることができる苫小牧市美術博物館もあり、文化的な側面も充実しています。

他にも、市内の公園やレジャー施設も豊富なため、単身者や家族連れを問わずに楽しめるでしょう。

苫小牧市の支援制度

移住支援

苫小牧市は、東京圏からの移住を促進するため、移住支援金を支給しています。

一定の条件を満たしたうえで、東京圏から苫小牧市に移住して新規就業する単身者や家族に支給される支援金です。

二人以上の世帯の場合は最大で100万円、単身世帯では最大60万円の支援金が受け取れます。

また、移住体験プログラムも用意されており、苫小牧の生活環境や雪かき体験などができます。

参照元:苫小牧市公式サイト・苫小牧市への移住

子育て支援

苫小牧市は、子育て世代に優しい支援制度が整備されています。

市内には、保育所や認定こども園、小規模保育事業所が充実しており、延長保育や病児保育のサービスも利用できます。

また、「とまっこアプリ」を活用することで、育児に関する情報や相談が手軽にでき、親子の交流の場も提供されています。

さらに、経済的な負担を軽減するための出産・子育て応援給付金や伴走型相談支援、児童手当など、多岐にわたる支援が整備されています。

苫小牧市は、安心して子育てができる環境づくりに力を入れています。

参照元:苫小牧市公式サイト・第2期苫小牧市子ども・子育て支援事業計画

住宅支援

苫小牧市では、住宅支援制度も充実しています。

特に注目すべきは「苫小牧住宅耐震・リフォーム支援事業」と「苫小牧市木造住宅耐震改修等補助金交付事業」です。

住宅の耐震性向上やリフォームを支援するもので、安心感のある住環境を整えるための補助金が用意されています。

例えば、耐震改修にかかる費用の一部を市が補助することで、経済的負担を軽減しながら安心して住まいの改善が可能です。

また、リフォーム支援では、バリアフリー化や省エネルギー対策など、幅広い工事に対して補助金が利用できます。

参照元:苫小牧市公式サイト・住まいに関する主な支援制度

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まとめ

苫小牧市は、積雪量が少なく商業施設も充実した住みやすい街です。  

本記事では、苫小牧市の魅力と支援制度について詳しくご紹介しました。

・豊かな自然環境:太平洋に面し、樽前山やウトナイ湖など美しい自然が広がっています。
・過ごしやすい気候:夏は涼しく、冬は降雪量が少ないため、年間を通じて快適です。
・便利な交通アクセス:札幌や新千歳空港へのアクセスが良好です。
・充実したショッピング施設:イオンモールや道の駅など、日常の買い物に便利な施設が揃っています。
・多彩な観光スポット:自然観察やアウトドア活動が楽しめるスポットが豊富です。
・手厚い支援制度:移住支援金や子育て支援、住宅支援など、さまざまなサポートが充実しています。

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