ID, 'blogcat'); $blogTermSlug = $blogTerms[0]->slug; $blogTermName = $blogTerms[0]->name; $blogTermLink = get_term_link($blogTermSlug, 'blogcat'); ?> シアタールームの作り方とは?費用や必要な設備、注意点を徹底解説 | 【ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~】

2024.12.17

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シアタールームの作り方とは?費用や必要な設備、注意点を徹底解説

シアタールームは、お家で映画やドラマ、ライブ映像などを映画館のような臨場感のある大画面で楽しめる空間です。

近年、動画配信サービスが充実してからは、映像コンテンツを手軽に楽しめるようになり、家づくりの際にシアタールームを設置したいと考える方も増えています。

しかし、いざシアタールームの設置を検討すると「どんな設備が必要なのかわからない」「使わなかったらどうしよう」と悩む方も少なくありません。

そこで、この記事では次の内容をお伝えします。

・シアタールームを作るメリット
・シアタールームを作るときに必要な設備・機器
・シアタールームを作る際のポイント・注意点

これからシアタールームを作ろうとしている方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもシアタールームとは?

シアタールームとは、自宅の1室に大型スクリーンや音響設備を整え、映画鑑賞などを目的に作られた専用の空間です。自宅で映画館のような大画面の映像を楽しめることから、近年人気を集めています。シアタールームを設置する際は、防音や遮光などの対策も必要になります。まず、シアタールームと比較されやすいリビングシアターとの違いやシアタールームの需要が高まっている背景について解説します。

ホームシアター(リビングシアター)との違い

ホームシアターとは、大型スクリーンやスピーカーを設置して、臨場感のある映像を自宅で楽しめるシステムです。映像を楽しむための専用の部屋として設けるシアタールームと違って、リビングシアターはリビングや寝室などの居室にプロジェクターや収納式のスクリーンなどの設備を備え付けています。

シアタールームは映画鑑賞用の部屋を個別に用意する必要がありますが、ホームシアターはリビングや寝室と兼用できるため、シアタールームよりも気軽に取り入れやすいでしょう。同居家族に気を遣わずに映画などを鑑賞したい場合には、シアタールームのほうがおすすめです。

シアタールームの需要が高まっている背景

近年シアタールームの需要が高まっている要因としては、次のような背景があります。

  • ・定額の動画配信サービスの増加
    ・シアタールームに必要な機器の価格低下

Amazon Prime VideoやNetflix、Huluなどの動画配信サービスが増え、以前よりも手軽に自宅でさまざまな映像コンテンツを楽しめるようになりました。

また、プロジェクターや音響機器などの機器の種類も増え、低コストで入手しやすくなったことも需要が高まっている要因のひとつです。

シアタールームを作るメリット

自宅にシアタールームを作るメリットは、次の3つです。

  • ・自宅で自分の好きな時間を過ごせる
    ・映画館のような臨場感を味わえる
    ・映画以外の楽しみ方がある

それぞれ見ていきましょう。

自宅で自分の好きな時間を過ごせる

映画館に足を運ぶ必要がなく、自宅で自分の好きな時間に映画鑑賞などを楽しめます。

シアタールームは防音設備を整えていることが多いため、深夜でも周りに気を遣う必要がありません。

映画館と違って、時間を選ばずに自分の好きなタイミングで好きな映画やドラマ、アニメなどを鑑賞できるのは、大きな魅力です。

プライベートな空間であるため、身なりを気にすることなく、リラックスした状態で過ごせます。飲食をしながら映画を楽しんだり、映画を一旦停止して別の用事を済ませたりもできます。リビングシアターはリビングとしての機能と兼用しているため、同居家族に気を遣う必要がありますが、シアタールームは気兼ねなく映像コンテンツを楽しめます。

映画館のような臨場感を味わえる

シアタールームは、映画館さながらの臨場感を自宅で味わえます。

大画面スクリーンやサラウンドスピーカーを設置することで、迫力満点の映像を楽しめます。リビングシアターでは防音設備や遮光設備まで整えるのは難しいため、映画館のような臨場感を味わえるのは、シアタールームならではの醍醐味といえるでしょう。

シアタールームがあれば、映画館では上映されていない映画やドラマなども楽しめます。

機器の性能や設置場所によって、より臨場感を楽しめるシアタールームに仕上がります。

映画以外の楽しみ方がある

シアタールームは映画やドラマなどを鑑賞する以外にも、次のような楽しみ方があります。

  • ・スポーツ観戦
    ・コンサート・ライブ鑑賞
    ・ゲーム
    ・カラオケ

大画面で好きなスポーツの観戦や、コンサート・ライブ鑑賞もできます。防音設備があれば、近所迷惑の心配がありません。家族や気の合う仲間同士で、ワイワイ楽しめるのはプライベート空間ならではの魅力です。

また、大画面でゲームを楽しむこともできます。対戦型ゲームで盛り上がったり、RPGの世界を疑似体験したり、シアタールームでゲームをプレイするのはテレビやパソコンでは味わえない楽しさがあります。

ほかにも、カラオケのオンラインサービスを利用すれば、いつでも自宅のシアタールームでカラオケが楽しめます。

シアタールームの作り方は?必要な設備・機器について

実際にシアタールームを作るためには、次のような設備や機器が必要になります。

  • ・スクリーンまたは大型テレビ
    ・プロジェクター
    ・レコーダー・プレーヤーなどの映像出力機器
    ・スピーカーなどの音響機器
    ・防音設備
    ・遮光設備
    ・ソファーなどの家具

それぞれ見ていきましょう。

スクリーンまたは大型テレビ

プロジェクターを使って映像を映し出すのに必要なのが、スクリーンです。壁に映像を映す場合、スクリーン代が不要になりますが、壁紙には凹凸があるため、スクリーンより画質が落ちるデメリットがあります。

スクリーンには、設置方法によって次のようなタイプがあります。

■スクリーンの種類

吊り上げ式天井や壁に収納できる
壁掛け(タペストリー)式壁にフックを取り付けて吊り上げる
自立式床に置いて立たせる

吊り下げ式には、電動で昇降するタイプと、手動タイプがあります。

安価で設置したい場合には壁掛け式、壁に穴を開けたくない場合には自立式がおすすめです。 また、スクリーンのサイズを選ぶ際は、「視聴距離(cm)÷3」という計算式で目安サイズを算出できます。

たとえば、視聴距離を3m取れる場合、100インチサイズが適しています。スクリーンの費用相場は、100インチで1万~50万円ほどです。スクリーンの画面比率は、映画や地デジで現在主流となっている16:9がおすすめです。もっと気軽にリビング感覚で映像を楽しみたい場合には、大型テレビを選ぶのがよいでしょう。大型テレビなら遮光対策をする必要がありません。

プロジェクター

映像をスクリーンに映すため、プロジェクターが必要です。

プロジェクターの設置タイプには、3種類あります。

据え置きタイプ大型で重量もあるが、性能が高い
ポータブルタイプ軽量で簡単に持ち運びできる
天吊りタイプ場所をとらないが、電源の配線工事が必要な場合もある

天吊りタイプには、シーリングライトと一体化した機種があり、簡単に設置できます。スピーカーも搭載されているため、手軽に導入できておすすめです。

プロジェクターを選ぶときは、明るさ・解像度・コントラスト比の値を確認しましょう。

プロジェクターの費用相場は、3万~6万円ほどです。高スペックなタイプでは、20万円以上するものもあります。

レコーダー・プレーヤーなどの映像出力機器

映像を再生するレコーダーやプレーヤー、パソコンやスマホなどの映像出力機器が必要です。 DVDやBlu-rayディスク、録画したテレビ番組などを視聴する場合には、レコーダー・プレーヤーからプロジェクターに映像を入力します。

Amazon Prime VideoやNetflix、DAZNなどの動画配信サービスの映像をプロジェクターで見る場合は、パソコンやタブレット・スマホなどの端末か動画配信サービスを視聴できる機器(FireTV・AppleTV・Chromecastなど)とプロジェクターを接続します。

スピーカーなどの音響機器

プロジェクターやテレビなどから出力された音を伝えるため、スピーカーが必要です。

スピーカーの形状には、次のような種類があります。

サウンドバー棒状の本体で場所をとらない
セパレート前方の左右用2台と低音専用1台のスピーカーを別の場所に設置できる
マルチスピーカー前方用3台・後方用2台・低音専用1台を、周囲を囲うように設置する

また、スピーカーを選ぶ際は、チャンネル(ch)数も確認しましょう。

スピーカーの数が1つで1ch、低音専用スピーカー1つで0.1chと数えます。

チャンネルの数が大きいと、より臨場感のある音響を楽しめます。シアタールームでは、5.1ch以上のスピーカーが多く使用されていて人気です。

気軽に楽しみたいという場合には、バータイプのスピーカーやスピーカーが内蔵されたタイプのプロジェクターを選ぶのがおすすめです。スピーカーの費用相場は、2万~20万円ほどです。複数のスピーカーを設置する際は、AVアンプも用意しましょう。

防音設備

近隣や同居家族に迷惑にならないよう、また外部からの雑音が視聴の邪魔にならないよう、防音対策が必要です。

一般住宅で防音設備を導入する場合、完全な防音設備は整えるのはコストが高額になるため、あまり現実的ではありません。できる限り音漏れをなくし、シアタールームでの視聴環境をよりよくするための手段として捉えるのがよいでしょう。

防音設備の施工には、6畳の広さで200万~300万円ほどかかるのが一般的です。

防音設備を整えるためには、次のような対策があります。

・壁や天井に遮音材を入れる
・窓は防音ガラスや二重窓にする
・防音ドアまたは厚手の扉にする

音響にこだわりたい場合は、音質をよりクリアにするために壁や床、天井などに吸音材を設置するのもよいでしょう。吸音材や遮音材などを組み合わせることで、防音効果が高まります。

遮光設備

プロジェクターで視聴する場合、遮光設備も必要になります。室内に入る光を遮ることで、映像がぼやけず、鮮明になります。遮光設備を整えるためには、次のような対策があります。

・壁紙は白系を避け暗い色を選ぶ
・窓がある場合は遮光カーテンをつける

白い壁紙は光を反射してしまうため、暗い色の壁紙を選びましょう。 また、室内に窓がある場合には普通のカーテンではなく、遮光カーテンをつけて光を遮断します。 遮光カーテンの中でも、遮光率が高い遮光等級1級のカーテンは、窓からの日差しをほぼシャットダウンできるためおすすめです。

ソファーなどの家具

シアタールームで映像を視聴するために、座り心地の良いソファーや座椅子を選びましょう。映画を視聴するのに、長時間座ることを考慮して、体に負担のかかりにくいソファーを選びたいところです。

選ぶポイントは、次の点です。

  • ・ソファーか座椅子か
    ・リクライニング機能の有無
    ・背もたれの高さ

どのようなスタイルで視聴するかによって、ソファーか座椅子かを選択しましょう。

リクライニング機能があれば、好みの角度に調節できて便利です。

また、長時間の視聴を考えると、背もたれ部分が頭部まであるハイバックタイプやヘッドレストのあるタイプが安定した姿勢を保ちやすくおすすめです。

部屋の広さや使用人数に合ったサイズ、部屋のテイストに合った材質のものを選びましょう。

シアタールームを設置する際のポイント・注意点

シアタールームを設置する際のポイントや注意点は、次の5つです。

  • ・費用の相場を把握する
    ・シアタールームの配置場所を検討する
    ・スクリーンとプロジェクターの距離・天井の高さを確認する
    ・事前に配線計画を立てる
    ・スマートリモコンや学習リモコンの活用

費用の相場を把握する

シアタールームを作るのにどのくらいの費用が必要なのか、費用相場を把握しておくことが大切です。

機器や環境にこだわりすぎて費用がかさまないよう、費用の相場を確認したうえで予算を立て、予算内に収まるよう計画しましょう。

シアタールームを作るのに必要なのは、主に防音設備と機器の費用です。

■大まかな費用の相場

防音設備費用200万〜300万円ほど
機器(プロジェクターなど)購入費用7万〜500万円ほど
機器設置費用20万〜50万円ほど

部屋の広さや防音設備のレベル、機器の性能によって費用は大きく変わります。予算内に収まらない場合には、機器の性能を落とすなどして、妥協点を探るのがよいでしょう。

シアタールームの配置場所を検討する

シアタールームをどこに設置するのかを検討する際に、気をつけたいポイントがあります。

・寝室や子供部屋の近くは避ける
・除湿・換気ができる部屋にする
・遮光できる壁紙やサッシ(窓)を選ぶ

シアタールームが寝室や子供部屋に近い場合、睡眠や勉強の妨げになる可能性があります。寝室や子供部屋から、できるだけ離れた場所への設置がおすすめです。

また、シアタールームで使用する機器は、湿気や結露が多い環境だと破損しやすくなります。湿度の高い場所を避け、十分に除湿や換気ができる環境に配置しましょう。

シアタールームではプロジェクターを使用して映像を流すため、周囲が明るいと映像がぼやけて見えづらくなります。
鮮やかで高画質な映像を映し出すには、照明を消したときに光が漏れず、真っ暗になるような部屋づくりを意識する必要があるのです。
新築やリフォームでシアタールームを検討する方は、光を反射しにくい黒やダークトーンの壁紙、サッシなどを取り入れて、光漏れしにくい快適なシアタールームを実現しましょう。

スクリーンとプロジェクターの距離・天井の高さを確認する

スクリーン・プロジェクター選びでは、どのくらいスクリーンとプロジェクターの距離をとれるのか確認しておく必要があります。

同じ画面サイズを投影する場合でも、プロジェクターの機種によって必要なスクリーンまでの距離が異なります。

次の点を確認しておきましょう。

  • ・スクリーンを設置する位置
    ・スクリーンのサイズ
    ・スクリーンとプロジェクターの距離

また、シーリングライトと一体化したプロジェクターは傾斜した天井やロフトなどの天井高が低い部屋には使用できないため、事前に天井の高さも確認しておきましょう。

事前に配線計画を立てる

新築時に配線計画を立てておくと、室内がスッキリと収まります。 シアタールームではさまざまな機器を使用するため、配線の数も多くなります。 配線計画では、次の点に注意しましょう。

・壁や天井の中に配線を隠す
・Wi-Fiに対応したワイヤレスの機器を使う
・必要な場所にコンセントを設置する

壁や天井の中に配線を隠す工事にはコストがかかりますが、配線が露出しないため室内がスッキリします。 プロジェクターには、Wi-Fiに対応したタイプもあり、動画配信サービスの映像などをワイヤレスで投影できます。

スマートリモコンや学習リモコンの活用

シアタールームは、プロジェクターやプロジェクタースクリーン、音響設備、レコーダーなど複数の機器を使用します。
機器が増えると、機器を操作するリモコンも増えて置き場所に困ったり、リモコンごとに操作が違ったりしてややこしくなるものです。

リモコンを快適に操作するためにも、すべてのリモコンをまとめられる「スマートリモコン」や「学習リモコン」を活用しましょう。

スマートリモコンとは、スマートフォンやタブレットから操作できるデバイスであり、赤外線通信対応の家電製品であれば、メーカーや時期を問わずにほとんどの機器で使用できます。

一方で学習リモコンは、テレビやエアコン、照明などの赤外線通信対応リモコンの信号を記憶させ、複数の機器をまとめて操作できるリモコンです。
設定方法は赤外線の送受信部を向かい合わせてボタンを押すだけと簡単で、リモコンを探す手間やリモコンの電池交換の手間も省けます。

シアタールームの設置アイデア

シアタールームを設置する場合、6畳以上の広さがあると快適です。しかし、3畳ほどの広さでもコンパクトなシアタールームは作れます。ここでは、6畳のスペースにシアタールームを設置した事例を紹介します。

6畳~10畳未満の部屋

4人家族が座って見られる6畳の広さを確保。

床は、直接座っても痛くないようタイルカーペットを使用しています。天井にプロジェクターを設置し、配線の露出も抑えられました。

壁紙や床はダークトーンで統一し遮光対策をしつつ、小さめの窓を設置して換気もできる環境です。

リビングの横に設置しているため、アクセスもよく、シアタールームを使用しないときは扉を開けることで解放感もアップします。

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まとめ

シアタールームは、映画館に行くことなく、自宅で自分の好きな時間に映画やドラマ、スポーツ観戦などの映像コンテンツを楽しめるプライベート空間で、近年人気を集めています。

シアタールームを作るには、プロジェクターやスピーカーなどの機器、防音設備や遮光設備などが必要になります。事前に必要な費用相場を把握したうえで、シアタールームに取れる広さや家のどこに配置するのかについて十分に検討しましょう。

お好みの映像コンテンツを好きなタイミングで楽しめるシアタールームを取り入れて、余暇時間を充実させてみてはいかがでしょうか。

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