ID, 'blogcat'); $blogTermSlug = $blogTerms[0]->slug; $blogTermName = $blogTerms[0]->name; $blogTermLink = get_term_link($blogTermSlug, 'blogcat'); ?> 小上がり和室とは?メリット・デメリット、費用、設置のポイントを徹底解説! | 【ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~】

2023.01.31

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小上がり和室とは?メリット・デメリット、費用、設置のポイントを徹底解説!

リビングの一角にある小上がり和室は、多目的に使え、収納スペースを増やせることから子育て世帯を中心に人気がある造作です。今回は小上がり和室のメリット・デメリットをはじめ、費用や設置するうえで押さえておきたいポイントを徹底解説します。

そもそも小上がり和室とは?

「小上がり和室」とは、部屋の一部分を床よりも20〜40cm高くして、畳を敷いたスペースのことです。リビングの一角に設置されるケースが多く、「畳コーナー」とも呼ばれています。きちんとした和室は不要だけれど、ちょっとした畳スペースが欲しい方にぴったりの造作です。小上がり和室は、くつろぐスペースや子供の遊び場、収納としても活躍します。

小上がり和室のメリットや魅力は?

人気の小上がり和室には、一体どのような魅力があるでしょうか。まずは小上がり和室のメリットを紹介します。

多目的に使える

小上がり和室はくつろげるのはもちろん、家事をしたり、子供が遊んだり、仕事をしたりとライフスタイルに合わせて多目的に使えます。小上がり和室は床よりも高い位置あり、リビングのホコリやゴミが入りづらいので、赤ちゃんのオムツ替えやお昼寝スペースとしてよく使われています。

収納スペースが増える

畳の下に収納を作れるのも小上がり和室のメリットです。子供のおもちゃや日用品をはじめ、季節家電や来客用寝具、レジャー用品などが収納できます。小上がり和室は収納家具を置かずに済み、部屋を広く見せられます。

ソファの代わりとして

小上がり和室はソファと同じくらいの高さで、腰をかけやすいのが魅力です。ソファよりもクッション性が少なく、立ち上がりがスムーズに行えるので、高齢者でも座りやすいでしょう。来客時に腰をかける場所としても重宝します。

和室を気軽に楽しめる

独立した和室は物置部屋になりがちですが、小上がり和室はリビングの中にあるので、毎日活用できます。日本の季節を手軽に楽しめるのも小上がり和室の魅力。リビングのインテリアに合わせにくい雛人形や兜、こたつを出す場所としても活躍します。

来客用の寝室として

小上がり和室に間仕切りを設置しておけば、来客用の寝室として使用できます。客室がないお宅にうってつけです。壁だと圧迫感あるという方はロールスクリーンを天井に取り付けて、必要な時だけ空間を仕切ると良いでしょう。

暮らしやすさがアップ

同じ空間でも床の高さを変えるだけで、家族が集うパブリックな場とくつろげるプライベートな場が緩やかに分けられます。用途に合わせてスペースを決められていると、導線や必要な家具が明確になり、暮らしやすさがアップします。

小上がり和室のデメリット・失敗例は?

本格的に小上がり和室の設置を検討する際、気になるのはデメリット。ここでは、小上がり和室のデメリットをお伝えします。

お掃除ロボットの使用が難しい

お掃除ロボットでは小上がり和室の段差は乗り越えられません。そのため、小上がり和室部分はご自分で掃除機をかける必要があります。普段からお掃除ロボットを使用している方にとっては少々手間に感じるかもしれません。

バリアフリー環境が必要な方には不向き

小上がり和室は段差が高く、足の不自由な方だと昇降が難しい可能性があります。一方、段差を低くしてしまうと、つまずいて転倒する危険があります。また、小上がり和室ではフラットなスペースが減り、車椅子の走行の妨げになることも。バリアフリー環境を必要としている方には不向きです。

幼い子供の落下や転倒の危険がある

小上がり和室は子供の遊び場や昼寝の場として便利ですが、乳幼児がいる場合は要注意です。少し目を離した隙に段差から落下し、ケガをするおそれがあります。安全性に不安な方は、段差を低くする、あるいは子供がある程度大きくなってから小上がり和室を作りましょう。

部屋が狭く見えるケースがある

小上がり和室を設置する部屋の広さや天井の高さによっては、部屋が狭く見えてしまうケースがあります。ご自宅の住環境に合わせて、小上がり和室の大きさや配置、段差の高さなどを決めましょう。

家具の配置が限られる

小上がり和室があると床面積が減ってしまい、今まで使用していた家具が置けなくなる可能性があります。小上がり和室部分に収納がある場合、かんたんに扉が開閉できるように動かしやすい家具しか置けません。

小上がり和室が役立つシーンとは?

小上がり和室は子供がいる家庭にとても役立ちます。遊び場だけでなく、宿題をする場所におすすめです。食事の時間に急いでテーブルの上を片付けずに済みますよ。ほかにも、子供の友達が泊まりに来た時に、小上がり和室に布団を敷いてみんなで寝られるようにすると喜ばれるでしょう。

あとは病気の時の療養部屋としても重宝します。キッチンが近く、氷枕や湯たんぽ、飲み物をすぐに用意してあげられます。

小上がり和室かフラットか、どちらがいい?

小上がり和室かフラットな和室のどちらが適しているかは、家族構成やライフスタイル、用途によって異なります。

小上がり和室は段差があるので、ある程度大きい(4〜5歳以上)の子供がいる家庭向きでしょう。おすすめなのは、家族や来客が多いお宅です。人が多いと物が増えがちですが、小上がり和室なら床下に片付けられ、部屋が物で溢れかえることもありません。ソファや椅子よりも小上がり和室の方が、座れるスペースがたくさん確保でき、大人数の来客にも対応可能です。

乳幼児や介護が必要な方がいるお宅は、転倒や落下する懸念がないフラットな和室が適しています。また、広い和室が欲しい、個室として使用したい場合もフラットな和室が向いているでしょう。小上がり和室は床が高い分、天井が低く、空間が通常よりも狭く見えます。和室の広さや間仕切りによっては、圧迫感が出てしまい狭さが際立ちます。

6畳以上の広さの和室が欲しいのであれば、フラットな和室が良いでしょう。

失敗しないための小上がり和室設置のポイント・選び方

小上がり和室に憧れているけれど、後悔しないか不安な方も多いのではないでしょうか。失敗しないための小上がり和室設置のポイント・選び方をお教えします。

広さ・畳数

小上がり和室の一般的な広さは3畳または4.5畳です。少し狭そうと感じるかもしれませんが、これ以上和室部分を広くしてしまうと、リビングが圧迫されてしまいます。6畳以上の広さを希望する際は、個室にしてリビングに併設した方が良いでしょう。

あと、小上がり和室を狭く感じないためには、正方形の縁がない畳を選ぶのがポイントです。縁取りされていない分、実際よりも広く見える効果があります。

間仕切りの有無

小上がり和室を寝室や客室して使用する予定があるなら、必ず間仕切りを付けましょう。仕切りがないと、夜間はリビングの電化製品の光や音が気になって落ち着いて眠れないことがあります。しかし、間仕切りがあると視線が抜けず、リビングが狭く見えてしまう懸念も。壁をしまえる造作にする、もしくは半透明の素材の壁にすると狭く見えるのを避けられます。もしくは、天井にロールスクリーンを設置して仕切るのも手です。

段差の高さ

小上がり和室の段差の高さは30〜40cmが一般的です。収納としても活用するなら、30cm以上の高さが必要になります。小上がり和室を腰かけとして使用するのであれば、椅子の座面の高さと同じ40cmが座りやすいですよ。

小さい子供や高齢者がいるお宅でしたら、階段の高さと同じ20cm程度の段差がおすすめです。昇降しやすく、子供が落下したとしても大ケガをする心配がありません。

10cmより低い段差はつまずいて転倒するおそれがあります。段差を作る時は、20cm以上に設定しましょう。

天井との差

畳から天井までの高さは2m程度あるのが理想的です。部屋の天井は高いほど広く、低いほど狭く感じられます。天井との差が180cm程度しかないと、窮屈に感じるだけではなく、背が高い方だと天井に頭をぶつけてしまう危険もあります。天井の低さが気になるのであれば、小上がり和室部分の天井を上げる方法もあります。

しかし、天井が低い方が好き、落ち着くと感じる方も数多くいらっしゃいます。小上がり和室の用途や家族の好みを考慮して高さを決めましょう。

収納の種類

何をしまうかによって収納の種類が変わります。たとえば、子供のおもちゃや日用品など普段使う物ならば、段差部分を引き出し収納にするタイプ。季節家電や布団などの大きい物をしまうなら、畳が収納扉になった跳ね上げタイプが適しています。引き出しタイプと跳ね上げタイプを組み合わせると、収納力と使いやすさが大幅にアップします。

ただし、跳ね上げタイプは物を出し入れする時に畳を上げるため、棚のような動かしづらい家具は置けません。

邪魔にならない位置

小上がり和室は廊下やベランダの前など、よく人が通る場所は避けて配置しましょう。生活動線上にあると、通るたびに段差を乗り越えなければならなかったり、角に足をぶつけてしまったりと邪魔だと感じやすくなります。

小上がり和室の配置場所は部屋の角が最適です。小上がりの段差の高さに考慮して、リビングやダイニングと一体感を出せると、より使いやすい空間になるでしょう。

小上がり和室の設置にかかる費用【ケース別】

小上がり和室を設置するにあたり、どの程度費用がかかるのでしょうか。ここからは、小上がり和室の設置にかかる費用をケース別に解説します。

小上がり和室のみ後付けするケース

一般的な小上がり和室(3〜4.5畳)の設置には15〜25万程度の費用がかかります。畳の種類によっては、価格が倍以上になる可能性があります。家族構成やペットの有無、小上がり和室の使い方によって素材を選びましょう。

収納付きの小上がり和室の設置費用は30〜35万程度です。収納のタイプによって価格が変わります。

LDKとあわせてリフォームするケース

小上がり和室と合わせてLDKもリフォームするケースでは、小上がり和室費用の他に天井や壁のクロスの貼り替え費用が追加されます。たとえば、20畳のLDKならクロス張り替え費用は15万円前後(工事費含む)。リフォーム総額は50万円ほどになります。高級クロスやアクセントクロスにすると、価格はさらに上がります。

追加で壁の造作や照明やコンセントの増設工事を行う場合、各種工事費込みで100〜200万程度かかります。

間仕切りもあわせて設置するケース

小上がり和室を個室として使用するなら、間仕切りが必要です。可動式の間仕切り壁の設置には8万円程度(工事費含む)の費用がかかります。間仕切り壁を設置すると、視線が抜けず、空間が狭く感じられることも。解決策としては、間仕切り壁の素材を半透明にする、もしくはロールスクリーンで間仕切りをする方法があります。ロールスクリーンの設置費用は4万円程度(設置費込み)です。ロールスクリーンとリビングの壁の色を合わせると、統一感のある空間になります。

掘りごたつもあわせて設置するケース

掘りごたつ付きの小上がり和室を設置にかかる費用の相場は30〜40万程度(電気工事込み)です。施工するハウスメーカーや工務店によって価格が変動します。夏はこたつ布団をしまえるように、収納も一緒に作っておくと便利です。

ただし、小上がり和室の広さによっては小さな掘りごたつしか設置できません。家族全員でこたつを使いたいのであれば、通常のこたつも検討しておきましょう。

小上がり和室の設置にかかる費用【畳の種類別】

畳の価格は以下の通りです。

畳の種類価格(1畳あたり)
通常の縁つき畳10,000円〜(素材、縁のデザインにより価格が変動)
正方形の縁なし畳(琉球畳)40,000円〜 (2枚で1畳分)

琉球畳は「七島い草」という特別な種類を使用しており高額です。琉球畳にしたいけれど費用を抑えたい方は、い草やそのほかの素材で作られた琉球畳風のデザインの畳も検討しましょう。 畳は昔ながらのい草だけでなく、様々なカラーが楽しめる和紙畳やカビが生えにくい樹脂畳もあります。どちらもい草の畳よりも色褪せしにくく、日当たりの良い場所向きです。機能性が良く、一般的ない草の畳よりも価格が高くなります。

素材価格(1畳あたり)
い草畳 (国産い草使用)10,000円〜
和紙畳(メーカー:ダイケン)18,000円〜
樹脂畳(メーカー:セキスイ)18,000円〜

子供やペットがいるお宅にはお手入れがしやすい樹脂畳が良いでしょう。はっ水性があり、水をこぼしてもサッと拭けます。滑りにくく強度もあり、い草の畳のようにささくれてくる心配もありません。

小上がり和室の設置事例3選

他のお宅ではどのように小上がり和室を使っているのでしょうか?小上がり和室の設置事例を紹介していきます。

事例1

リビングの横に小上がり和室を設置した事例です。畳の色とアクセントクロスを合わせてナチュラルモダンな和室にし、リビングになじませています。

子供の遊び場として活用できるよう小上がりの段差は20cmに設定。万が一、子供が落下しても心配ありません。リビングとの高低差が少なく、一体感がある空間に仕上がっています。

費用15万円
工期2日
住宅の種類戸建て
築年数新築

事例2

キッチンとリビングダイニングの2方向に壁が抜けた小上がり和室の事例です。視線が抜け、部屋を広く見せられます。段差が空間にリズムをもたらし、良いアクセントに。

このお宅は畳の下ではなく壁面収納を採用しています。立ったまま物の出し入れできるので、床下収納よりも作業がラクに行えます。

費用20万円
工期2日
住宅の種類戸建て
築年数新築

事例3

こちらのお宅は、キッチン横に小上がり和室を設けて食事スペースにしています。床座でのんびりと食事を楽しみたい方におすすめの配置です。ダイニングセットを置かずに済み、空間を広々と使えます。小上がりの下部に引き出し収納を設置し、スペースを無駄なく活用できるのもポイントです。

費用35万円(カウンターの造作含む)
工期2日
住宅の種類戸建て
築年数新築

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北海道で一番寒い十勝地方で創業したロゴスホーム。北海道、東北地方で展開しているハウスメーカーです。北海道では住宅着工数No.1の実績を誇っています。

ロゴスホームが手がける住宅の特徴は、冬でも暖かく、家計に優しい「十勝型住宅」。冬でも室内では半袖で過ごせるほどの暖かいのに、高熱費はしっかり抑えられる高気密・高断熱の住宅です。多くの家族に自慢の「十勝型住宅」を届けられるように、価格設定にもこだわっています。

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まとめ

小上がり和室は家族みんなが使えて、収納も増やせる便利な空間です。設置を後悔しないコツは小上がり和室がある暮らしを想像すること。家族構成やライフスタイルに合わせて広さや段差の高さ、収納タイプ、間仕切りの有無などを選定すると、使い勝手が格段に上がります。小上がり和室を上手に活用して、家族や親戚、お友達と楽しいおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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