ID, 'blogcat'); $blogTermSlug = $blogTerms[0]->slug; $blogTermName = $blogTerms[0]->name; $blogTermLink = get_term_link($blogTermSlug, 'blogcat'); ?> 優先するものを決めて自分だけのベスト間取り注文住宅を建てよう | 【ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~】

2023.03.03

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優先するものを決めて自分だけのベスト間取り注文住宅を建てよう

この記事の目次

注文住宅の間取りを決める際のポイント解説

部屋の数

住宅に必要なスペースには、家族みんなが集まるための部屋と、それぞれが個人的に使う部屋があります。

用途ごとにどんな部屋が必要かを想定しておくと、部屋の数や広さなどのうち何を重視するのかを把握しやすくなります。無駄な部屋を作らないためにも、家族の意見を整理した上で家族構成を踏まえた部屋数・間取りにしましょう。

例えば若いご夫婦の場合、お子さんを何人希望するかを想定しておけば、将来子ども部屋として間仕切りできるようにしておくといった準備も可能になります。

一方で50代のご夫婦などの場合は、将来の暮らしやすさや介護のことなども考え、バリアフリーや廊下を広くしておくといった工夫が必要でしょう。

必要な部屋を考える際には、書斎やクローゼットが欲しいといった希望だけでなく、この間取り・動線は不便だからイヤなど、NG事項もしっかり収集するのがポイントです。

生活動線

生活動線とは起きてから寝るまでの活動を線状にしたもので、以下の4種類に分けられます。

間取りを考える際は、それぞれの生活動線に配慮しましょう。

家事動線

炊事・洗濯・掃除など、家事を行う際に描く道筋のこと。無駄のない導線を設計すれば、家事の効率がグンと上がります。

炊事や洗濯の動線は外からの使い勝手を意識するだけでなく、スムーズに掃除が行えるよう回遊性の高い間取りもおすすめです。

衛生動線

浴室・トイレ・洗面など、衛生面に関係した動線のこと。いずれも使い勝手はもちろん、プライバシーを守れるよう配慮することも大切です。

例えばトイレであれば、音とにおいに配慮を。よく人が通る位置は避け、音が気にならない、夜間でも利用しやすい配置になるよう工夫してみましょう。入浴前後にメイクを落としたり髪を乾かしたりすることを考えると、浴室と洗面は隣接した配置にすると効率的。

家族の多いご家庭は身支度の際に混雑しやすいので、洗面室を広めにしておくのもおすすめです。

通勤動線

仕事や学校へ行くまでに描く道筋のこと。出勤や通学の準備をする時間が重なる際にもスムーズに支度を行える間取りが理想的です。

行き止まりのない回遊性が高い間取りにすると、身支度中のストレスや忘れ物を減らせるというメリットがあります。

来客動線

来客が玄関から客間までを移動する道筋のこと。

生活動線や衛生動線と重ならないことがポイントで、例えばトイレに行く途中でリビングを通る必要があると、家族と来客の双方に気を遣わせてしまいます。

また、脱いだ衣類やストックしている食材など、来客に見られたくないものは来客動線から外すよう配置を工夫するとよいでしょう。

収納の数やスペース

収納スペースには限りがあるため、具体的にどういった物を収納したいのかを考えておきましょう。自由に間取りを作れる注文住宅では、収納スペースも様々な位置に設置することが可能。

以下では収納に関する間取りやアイデアの一例をご紹介します。

まず、衣類をまとめて管理がしやすくなるウォークインクローゼット。各部屋に収納スペースを設けるよりも、広めのウォークインクローゼットを作って家族みんなで共有するほうがスペースの節約になります。

ただし、ウォークインクローゼットにはデメリットもあります。

人が立つスペースを必要とするため収納に使える面積が減ってしまうことや、何でも収納しやすいため適当に詰め込んでいくと物があふれてしまう、といった点には要注意です。

トイレの収納は、壁や隙間などを有効活用できます。

壁に埋め込んで棚を作ったり窓と天井との間などのデッドスペースやトイレ背面に収納を設置したりすると、トイレを使う際に邪魔な物がなく、掃除もしやすくなるでしょう。

食材・飲料などの保管に使えるキッチンパントリーも人気のある収納のひとつ。キッチンパントリーには「壁面収納タイプ」と「ウォークインタイプ」の2つの種類があります。

壁面収納タイプは奥行きが狭いので、物を簡単に取り出せるのがメリット。また、入っている物を一目で見渡すことができるため、探し物を見つけやすいという点もメリットです。

しかし、ウォークインタイプと比べて収納量が少ない傾向にあります。

ウォークインタイプは、納戸のようにひとつの部屋になっているタイプのパントリー。奥行きが広く収納量も多いことがメリットで、餅つき機やバーベキュー用のコンロなど、普段はあまり使わないアイテムもまとめて片付けておくのに便利です。

ただし、スペースが広いため必要な物をどこに置いたのか分からなくなる場合や、思ったより収納する物がなくスペースを持て余してしまう場合もあります。

水回りの位置

水回りとは、住宅の中の台所や洗面所、浴室やトイレといった水を使う場所のことを広く指します。水回りを近い位置に集中させると効率的な家事動線が確保でき、作業がしやすくなるでしょう。

洗面所と浴室が離れていると入浴前後の身支度で往復する必要が出るなど、水回りの間取りがバラバラだと多くのデメリットが出てきます。

また、寝室とトイレを近くに作ると寝ている最中に排泄音が聞こえて目が覚めてしまう可能性もあるため、可能な限り水回りは寝室と離して一か所に集めるのがおすすめです。

採光・風通し

採光とは、窓などの開口部から自然光を室内に取り入れること。住宅において「採光」は重視されており、建築基準法でも一定の採光が必要であると定められています。

有効採光面積が定められるのはリビングや寝室、子ども部屋など、あくまで「居室」であり、納戸やトイレなどの部屋は対象外です。

採光をよくするには、窓を増やしたり大きくするだけでなく、照明を工夫したり、壁紙の色を白系にしたりするのも効果があります。

日当たりの良い2階にリビングやダイニングを持ってきたり、吹き抜けを作ったりしても良いでしょう。風通しとは、部屋の空気の流れやすさのこと。

窓が複数あり、外から新鮮な空気を取り込んで室内の汚れた空気を吐き出してくれる、常に循環できる環境にあることが「風通しが良い」条件となります。

風通しをよくするには、開けた窓の対角線上に風を逃がす窓を設けること。まっすぐ通る「風の道筋」を作ることが風通しをよくするコツです。

玄関の位置

意外と大きく影響するのが、玄関の位置です。

絶対にこの方角がいい・悪いという決まりはありませんが、方角によって日当たりが変わるという点には注意しておきましょう。

方角とは別に、玄関と道路の関係も気になるところ。道路と玄関が近すぎる配置は事故につながる危険があるので注意が必要です。靴やそれ以外の物の収納を考えている場合、どのくらいの広さが必要なのかも確認しておきましょう。

階段の位置

2階がある場合は玄関ホール階段やリビング階段などの位置を考える必要があります。2階のおおよその間取りを考えてから階段の位置を決めるやり方であれば、階段の位置を上手く決めやすくなります。

大きな家の場合、階段の位置をフロアの端にしてしまうと階段から遠い部屋への移動が手間になってしまうことも。階段は「できるだけ家の中心付近に階段がある」のが一番便利でしょう。

2階の各部屋へも行きやすく、無駄なスペースのない家を作りやすくなります。

ただし、階段部分はどうしても吹き抜け状になるため、熱が逃げやすくなったりにおいが伝わる道になったりするので、位置取りは慎重に決めましょう。

コンセントの数や場所

家具や家電の配置、充電スペース、照明の位置などをイメージしてコンセントの数や場所を決めましょう。

そのためには、コンセントを必要とする物がどれくらいあるか、どんな物があるかを把握しておく必要があります。

生活様式よって変わりますが、一般的にコンセントの必要数はリビングが圧倒的に多く、次いでキッチンやダイニングに多く必要です。

庭などの外構

外構とは、ガレージやカーポート、門やアプローチ、塀や生け垣、物置など、家の外に置いたり設置したりするもののこと。

ガーデニングがしたければ水道管などの配置が必要になりますし、道沿いに面している部分はプライバシーの観点から通行人の視線を考慮した目隠しが必要です。

家の方角や間取りにあわせ、どのような外構を設置するのか決めていきましょう。

二世帯住宅にする場合の間取りの重要ポイント

二世帯住宅とは親世帯と子世帯が共に暮らす住居のことで、主に3つのタイプに分かれています。

– 完全同居型:通常の一戸建て住宅に二世帯が同居
– 部分共用型:玄関や水回りなど、一部の設備を二世帯で共用
– 完全分離型:階層や棟で、設備を完全に二世帯分設置

住宅のタイプを決める際には、二世帯で暮らすことのメリット・デメリットの両面も把握しておきましょう。

メリットとしては親・子世帯の距離が近いためお互いの生活をフォローでき、コミュニケーションが取りやすいという点が挙げられます。

デメリットは、間取りによっては互いの世帯で気を使い合ってしまうため、窮屈に感じるという点。

生活リズムによっては完全同居型や部分共用型だと難しい場合があります。それぞれの世帯の生活パターンや理想の生活イメージを整理して、どの型がよいのかしっかりと話し合ってみてください。

階層で世帯を分ける場合は、親世帯は昇り降りの少ない1階・子世帯は2階がおすすめ。老後のことも考えて、1階をバリアフリーにしておくと尚よいでしょう。

注文住宅の間取りの決め方で気をつけること

家族の意見や希望をまとめる

まずは家族全員の意見を集めて整理します。

「仕事部屋が欲しい」「ダイニングは広いほうがいい」「子ども部屋は別々が良い」「ガレージを作りたい」など、正直に意見を出し合いましょう。ここで大まかな希望を出し切っておかないと、後から「やっぱりこれも欲しい」となってしまい、なかなか間取りが決まらない原因にもなりかねません。

優先順位を決めておく

家族の希望がまとまったら、今度は優先順位を決めていきましょう。

すべてを取り入れられるのが理想ですが、仕事部屋、ダイニング、子ども部屋、ウォークインクローゼットに屋根裏収納…家族全員の希望を満たす間取りを作ろうとすると、コストがかさんでしまいます。

また、誰かの希望を実現しようとすると、別の誰かの希望をあきらめざるをえないこともあるはず。

しっかりと話し合って優先順位を決めるようにしてください。

優先順位が決まったら、いよいよ専門家に相談。プロの助言をもらいながら間取りを考えていきましょう。

土地の形状や周辺環境、方角を調べる

間取りを考える際には、土地の形や起伏、周辺の環境、方角といった外的な条件もしっかり把握するのが大切。

例えば、人通りが多い道路に面している場合は外部からの視線が入りにくい間取りにするとセキュリティ面でも安心です。方角は主に日当たりや風の通りを考える際に意識すべきポイント。また、風水を考慮した家づくりをする場合も方角の把握は欠かせません。

土地によっては景観の観点で家の高さなどが制限されている場合もあるので、思ったような間取りにできない場合も。

しっかり調べ、相談しながら、土地の情報を整理していきましょう。

予算を把握しておく

注文住宅を建てる際にかかる費用には、土地の購入費用、建築費用、諸手続き費用などがあります。

そのうち、予算の大半を割くことになるのが建築費。間取りを増やしたり複雑にしたりすれば、それだけコストがかかります。予算的な限界を把握した上で、すべての間取りの実現が難しい場合には、上手に取捨選択していくことが必要です。

土地と住居のゾーニングをする

ゾーニングとは、土地や住宅の中での間取りや設備の配置についてざっくりと決める方法。

例えば土地全体でいうと、住宅・カーポート・通路(階段・スロープ)といった大まかな区分けに分けて何をどこに配置するかを考えます。

住宅内であれば、リビング・ダイニング・水回り・プライベートゾーン(寝室や書斎、個人の部屋など)・通路など、似たような役割を持つ間取りをひとまとめにして配置をイメージしてみます。

最初から厳密に間取りを決めようとすると融通が利かなくなってしまったり、ひとつおかしな点があるだけで一から考え直しになってしまったりします。まずはゾーニングのようなざっくりとした配置をした上で、徐々に具体的にしていくとよいでしょう。

「間取りが全然決まらない…」悩みの泥沼にはまるパターン

こだわりや要望を詰め込みすぎ

せっかく注文住宅を建てるなら、自分たちの理想をすべて叶えたい!という気持ちはとてもよく分かります。

しかし、注文住宅であっても限られた広さの中で設計していくことになるため、すべての理想を叶えるのは非常に難しくなります。時には妥協せざるを得ないこともあると念頭においておきましょう。

こだわりがなく要望が曖昧

住まいづくりで1番優先したいポイントが決まっていないとアレもコレとなってしまい、「結局、間取りが決まらない…」なんてことも。

逆に、ここだけは!というこだわりポイントを作れば、後は残ったスペースを決めていくだけなので、間取りもスムーズに決まりやすくなります。

まわりと相談していない

住まいづくりを主体的に進めるのは大切ですが、プロの意見や提案は素直に取り入れ、一度は検討してみると上手くいきやすいでしょう。

自分の意見も伝えつつ、営業マンや設計士の提案に耳を傾けてみてください。

住宅展示場やいろんな会社の間取り事例を見てみるのも良い方法です。

1社だけと相談している

間取りは、営業マンや設計士のスキルに大きく左右されます。ハウスメーカーごとに独自の規格や社内ルールが存在することも。

同じメーカー・同じ営業マンからでは、提案されるパターンやアイデアも限られてしまいがちです。

別の選択肢や思いもよらないアイデアを得るためにも、複数社から提案をしてもらってから比較・検討してみると納得して進めやすくなります。

注文住宅の間取りはいつまでに決めればいいの?

間取り決めにかかる期間は人によって異なります。早い方なら約3ヶ月程度で間取りを決められますが、時間がかかってしまう方は半年以上に及ぶことも。

一般的には1年以内に完成させる方が多い傾向にありますが、中には施工会社を決めてからわずか半年で家を完成させる方もいます。

間取りを決める期間は人それぞれなので、焦って決める必要はありません。

しかし、住宅が完成するまでの一連の流れの中で「これ以降は間取りの変更が難しくなる」という限度のタイミングがあります。

その分かれ目となるのが「建築確認申請」です。

家を建てるまでの流れは以下のようになります。

1. 希望を整理
2. 予算を検討
3. ハウスメーカーを探す
4. 土地探しと確保
5. ハウスメーカーと工事請負契約
6. 詳細を打ち合わせ、プランを決定
7. 地盤調査をし、建築確認を市区町村に申請
8. 金融機関と契約を結ぶ
9. 新築工事に着工
10. 竣工・引き渡し

上記の流れでいうと7の段階で建築確認申請が行われていますが、この建築確認申請の提出後は間取りの変更が不可となるので注意しましょう。

軽微な変更の場合は簡単な届けを出すだけで対応できることもありますが、計画変更の場合は一から建築確認申請を出し直すことに。これによって、工期が遅れたり追加費用がかかったりする可能性があります。

先人の後悔に学ぶ、間取りの失敗パターンとは

家を建てるというのはとても大きな買い物。家の間取りを考えるというのは、人生で何度もあるようなことではありません。

だからこそ「失敗したくない」という気持ちも強くなるはず。そんな方のために、ここではありがちな間取りの失敗パターンをご紹介します。同じ失敗をしないように、家を建てた先輩たちが後悔したポイントを押さえておきましょう。

「リビング」の間取りについての失敗

– 広さが足りず、リビングに配置する予定だった家具が置けなかった
– 吹き抜けを作ったら、2階部分が思ったより狭くなってしまった
– リビング階段にしたら、来客時の昇り降りの度に見られて気を遣うことに…
– リビング階段から、2階に料理のにおいなどが充満してしまった
– おしゃれな吹き抜け階段にしたら、冷暖房効率が悪く、部屋が暖まりにくい
– 壁面に固定した子ども用の勉強机が使いづらく、結局ただの物置に…
– 大きい窓で気持ち良いかと思ったが、日当たりが良すぎて部屋が暑い
– とりあえず広くて損はないと思ったが、スペースを持て余して逆に使いにくい
– ソファや机を置いてみたら、床暖房の場所が隠れる配置になってしまった

「水回り」の間取りについての失敗

– リビングと寝室を近い場所にしたら音が意外と聞こえてうるさい
– トイレのドアを開けると真正面の玄関から中が丸見えで来客時に使えない
– 浴室から部屋への動線にリビングがあり、風呂上がりの薄着の状態で通りづらい
– 浴室を2階に設置したが、子どもが汚れた状態で廊下を走り回ってしまう
– 外に声が漏れることを意識せずに、隣家と近い場所にバスルームを配置した
– 脱衣所と洗面所を分けなかったので、家族が入浴中に洗面台が使いづらい
– キッチンに目隠しがなく、片付いていないのが来客時に丸見え…
– 掃除用具の収納場所を考えなかったので、むき出しで雑然とした状態に

「収納」の間取りについての失敗

– いざ物を入れたら収納の奥行きが足りなかった
– デッドスペースを収納に活かそうと棚をつけたが、高くて使いづらい
– 収納量を増やすためパントリーの棚の奥行きを広くしたら、奥の物が出しづらい
– 収納を目立たない場所にしたら、動線から離れてしまい結局あまり使っていない
– リビング収納のスペースが足りず、物があふれている

 「子ども部屋」の間取りについての失敗

– 子どもがまだ小さく勉強や遊びもリビングなので、あまり部屋を使っていない
– 明るい部屋にしたくて窓をつけたが、位置が悪く家具を置きにくかった
– 子ども部屋の窓の真ん前に隣家の窓が…覗かれていないか心配
– 隣り合っている兄弟の部屋の仕切りを薄い壁にしたら、音漏れが原因で喧嘩に…

 「玄関」の間取りについての失敗

– 窓を小さくしたら思ったより玄関が暗くなってしまった
– 玄関収納を作らなかったら、外遊び用のおもちゃや雨具などがむき出しで狭い
– 玄関の広さを適当に決めたら、家族で一緒に使うには狭く順番待ち状態に…
– 換気口をつけなかったら、においや湿気がこもり気持ち悪い
– 玄関を開けると道から家の中よく見えるような配置にしてしまった
– 玄関まわりにコートをかける場所がなく、外出時・帰宅時の動線が悪い

 「窓」の大きさ・配置についての失敗

– 窓からの視線を考慮しなかったら隣家の2階の窓から家の中が丸見えに
– 向かい合うように窓を配置しなかったので、窓を開けても風の流れがよくない
– 西日が差し込む位置に窓を作ってしまい、まぶしい時間帯がある
– テレビの対面に窓があり、日中見にくくなってしまった
– 東側ばかりに窓が多くなってしまい、午後の早い時間帯から照明が必要になった

「コンセント」や「照明」の配置についての失敗

– 日常的に使う家電を配置したらコンセントの数に余裕がなく、抜き差しが必要
– 帰宅時に玄関を上がらないと押せないところにスイッチがあり使いづらい
– 扉を開けた時に、スイッチが扉の裏に隠れてしまった
– 収納の中に照明を作らなかったので、物を探しにくい
– 壁紙と照明の色があわず、何となく目が疲れる
– 荷物を持っていると大変なので、玄関は人感センサーにすればよかった
– スイッチの数を少なくしたら、細かく使い分けられず電気代が無駄にかかる

「生活導線」についての失敗

– 2階の寝室から離してトイレを1階だけにしたら、遠い上に夜の階段が危ない
– 洗面台を2階にしたら、わざわざ昇るのが面倒でキッチンで手を洗っている
– 玄関階段にしたら、帰宅時にリビングを通らないので子どもの動きが見えにくい
– 玄関からキッチンが遠く、食材などを買ってきた際に運ぶのが大変
– 洗濯機と物干しスペースを遠くに配置してしまい、何度も行き来するはめに
– 出勤時など外出準備の際の動線が被ってしまい、廊下で何度も鉢合わせる

 【30坪・40坪】広さごとに見るおすすめの間取りとは

30坪の間取りパターン

30坪という広さの家は、3~4人程度のファミリー向けの間取りが実現できる広さです。

3LDK~4LDKの間取りを作れる広さがあり、ゆとりを持って部屋数を確保できます。例えば、以下のような間取りが考えられます。

– 22畳(約12坪)のリビング・ダイニング・キッチン
– 10畳(約6坪)のクローゼット付き寝室
– 6畳(約3.5坪)の子ども部屋を2つ

これらのスペースを確保しても計25坪ほどなので、まだ使える空間が残ります。

LDKや個室の他に書斎やガレージなどの仕事スペース・趣味スペースの設置も可能でしょう。広めの部屋を作る、部屋数を増やすということ以外にも、吹き抜けやインナーバルコニーなど開放感のあるつくりにするのもおすすめです。

インナーバルコニーとは屋根付きで広めの空間を確保したバルコニーのこと。建物から張り出さずに作るので天候にも左右されにくく、半屋外のような形でリラックススペースができます。

お子さんとのコミュニケーションを重視したい方は、リビングに吹き抜けを作ると家のどこにいても声をかけあえるようになるのでおすすめ。

開放感があるのはもちろん、自然光を下層階に取り込みやすくなり、明るい家になります。収納スペースを増やしたい場合は、ロフトを作ったり、パントリーやウォークインクローゼットなどの収納に特化したスペースを設けたりしてみてください。それ以外の居住スペースの物がすっきりするので快適に暮らしやすくなります。

家族の人数にもよりますが、延べ床面積が30坪あれば、このように比較的快適な家づくりが可能です。

40坪の間取りパターン

40坪のという広さの家は、4~6人程度の比較的人数の多いファミリーでも暮らしやすい広さ。

子どもが小さいうちは十分に余裕がある状態で生活ができ、成長にあわせて個々に部屋を割り当てていく、といったこともできます。

40坪もあれば4LDK~5LDKを中心に6LDKも可能ですし、平均的な一戸建てよりやや広め。約80畳の広さになるため、かなり自由度の高い間取りの設計が可能です。

二世帯住宅も十分に実現できる広さになります。

例えば、以下のような間取りを作っても約30坪。

– 25畳(約14坪)のリビング・ダイニング・キッチン(畳スペースつき)
– 10畳(約6坪)の書斎つき寝室
– 3畳(約1.6坪)のウォークスルークローゼット
– 2畳(約1坪)のパントリー
– 6畳(約3.5坪)の子ども部屋を2つ

これらに加え、浴室などもスペースにゆとりを持てるでしょう。

40坪あれば、キッチンの中でもスペースが必要になるアイランドキッチンの選択も可能。

家事動線が良くなり、調理をしながらコミュニケーションも取りやすいので人気のスタイルです。

また、吹き抜けは採光・開放感の演出の用途以外にも、小さなワークスペースやプレイルームを作って隠れ家のような遊び心のある間取りにしやすくなります。

将来的に家族構成が変化した際にストレスのない間取りに調整しやすいように、壁ではなく可動式の間仕切りにしておくと、大きな工事をせずに居室を増減できて便利です。

人気の間取りはどんなもの?メリット・デメリットも紹介

対面型キッチン

子育てファミリーのみならず各年代に人気の高い対面型キッチンはおすすめのスタイル。

メリットは調理中でも顔や姿が見えるため、リビングにいる家族とのコミュニケーションが取りやすかったり、子どもを見ながら料理ができたりといった点。

デメリットとしては、一定の広さが必要であること、油跳ね・水跳ねやにおいがリビングにも影響しやすいという点が挙げられます。

パントリー

パントリーはキッチンに隣接する収納のことで、主に食料・飲料・調理器具などを収納するスペースになります。

共働きのご夫婦などの場合、週末に買い物をして食材や日用品をストックする、というライフスタイルが増えてきました。

乾物や缶詰、飲料など常温で保存可能な食材の収納場所として、パントリーは非常に便利。自然災害などの緊急事態に備えてレトルト食品や水などを保管しておくスペースとしても有効です。

ただし、「収納はパントリーで十分」とカウンター型のカップボードを減らしてしまうと、電子レンジなどの家電スペースがなくなってしまうので注意。

配置が難しい際には床下収納庫なども活用しましょう。

リビングとつながった和室(畳)スペース

リビングからつながる和室コーナーも人気の間取り。リビングとつなげて壁のない和室コーナーを設ければ、開放的なリラックス空間を演出できます。

扉やシェードなどで必要に応じて区切れるようにしておくと、使い勝手が更によくなるでしょう。

あえて床の高さを変えた小上がりの和室コーナーにして、段差を収納や腰掛けに使うなど、目的に応じていろいろなアレンジが可能。

デザインについても縁なしの畳やシンプルな収納を選んでモダンな雰囲気にすれば、洋室とよりマッチするでしょう。やわらかい畳の上は赤ちゃんのおむつ交換などに活用できますし、お昼寝スペースや洗濯物を畳む家事スペースとしても意外と重宝します。

キッチンやリビングから見られる位置でキッズスペースとして活用すると、見守りやすいのはもちろん、フローリングと違って傷つきにくいといった点もメリットです。

書斎・ワークスペース

以前は読書や趣味などの『自分時間』に使う書斎が主流でしたが、リモートワークの推進と共に『仕事場』としての書斎を家に作りたいという希望が増加しました。

書斎の間取りの作り方としては「リビングの一角」、「リビング続きで間仕切り可能なスペース」、「個室型」など様々な形があります。

子育てや家事をしながら仕事をしたい場合、仕事中は集中して家庭とのメリハリをつけたい場合など、ニーズによって最適な書斎・ワークスペースは変わるはず。自身のワークスタイルにあったものを選びましょう。

ウォークインクローゼット・ウォークスルークローゼット

もはや定番と言えるウォークインクローゼットですが、どの部屋にどのくらいの収納量が必要なのか慎重に検討することが成功の秘訣です。

何となく作ると意外と使いにくくなってしまうので、パイプの高さや枕棚の高さにもこだわりましょう。

ウォークスルークローゼットは、収納スペースと通路を兼ねた作りになっているため、屋内の回遊性が向上します。

生活動線にあわせて配置すれば、効率的な動線の確保につながります。何度も行き来をしたり、かさばる上着や荷物を抱えて歩き回ったりするような無駄な動きを解消できるでしょう。

サンルーム

サンルームとは、全面ガラス張りで太陽の光を取り込める空間のこと。洗濯物を干せる他、子どもの遊び場やガーデニングを楽しむスペースとしても利用できます。

ランドリールームの代わりに洗面室の近くにサンルームを配置してもいいでしょう。

吹き抜け

リビングを吹き抜けにすることで高い位置の窓から採光がしやすいことはもちろん、2階にいる子どもの気配が感じられたり声がよく届くようになったりと、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

また、吹き抜けはリビング階段と相性が良いため、セットで取り入れるご家庭が多くなっています。

そんな吹き抜けの短所といえば、真っ先に思いつくのが室温の問題。

暖かい空気は上昇するため、生活スペースから吹き抜け部分へと暖かさが逃げやすくなります。

対策としてはシーリングファンで下向きの風の流れを作ったり、家の断熱性能・気密性を高めることで家全体の暖かさが逃げないようにしたりなどが考えられるでしょう。また、全館空調にすると屋内すべての部屋の温度が一定に保たれるため、吹き抜けのデメリットを解消しつつ家全体が過ごしやすくなります。

子育て世代に人気の間取り

対面型キッチンや和室スペースは、子どもを近くで見守れるため子育て世代の方に人気です。

それ以外にも、子育てがしやすくなる人気の間取りには以下のようなものがあります。

スキップフロアを活用した勉強スペース

リビングからつながったスキップフロアにデスクを置き、子どもの勉強や両親の仕事・読書のスペースとして共用すると、家族が一緒に過ごす時間を増やすことができます。

ポイントは、デスクの向きをリビングに向けて置くこと。そうするとリビングにいる家族と顔を向けて話せるので、コミュニケーションを取りやすくなります。

親が机に向かう姿を見せることで、お子さんも自然と勉強に取り組みやすくなるのではないでしょうか。

ランドリールーム

子育て期は何かと洗濯物が多くなってしまいます。

そのため、汚れものを一か所に集めておけて、洗濯をして干し、アイロンがけをするまでが一部屋でできるランドリールームがあると移動する範囲が少なくなって効率的。

子どもから目が離せない時期は少し使いづらいかもしれないので、タイミングや生活スタイルを踏まえて検討してみましょう。

ダブル洗面台

洗面スペースを広く設けて横並びに洗面台を並べることで、朝の準備の時間帯が重なっても使いやすくなります。

子どもが小さい時は、一緒に手洗いや歯磨きをする際も空間にゆとりがあるため便利。子どもが中高生になる頃にはメイクやヘアセットなどで洗面台を長い時間占拠するようになるので、2つあることで洗面スペースの渋滞緩和にもつながります。

外遊びができる庭

多感な時期には外遊びに連れていってあげたいですが、毎日公園に連れていくのも一苦労。そんな時、リビングから出られるちょっとしたお庭があれば、見守りながら外遊びをさせることができます。

砂場やちょっとした遊具があると、遊びの幅も広がるでしょう。植物や花の成長が感じられる家庭菜園・花壇などを作れば、教育にもプラスの影響が期待できます。

子どもが使える低い位置の収納

おもちゃなどの片付けを自分でできるように、低めの位置に収納を作っておくのもおすすめです。

収納ボックスを置いてもよいのですが、歩く際に邪魔になってしまうことも。あらかじめ収納を作っておけばデザイン的にも目立たず違和感のないものになります。

子どもがおもちゃ遊びを卒業したら、普通の収納としても転用しやすいでしょう。

間仕切りを調整できる部屋

お子さんが2人以上いる場合は、成長や独り立ちといったタイミングにあわせて部屋の仕切りを調整できるようにしてあると便利です。

思春期にはちゃんとプライベートな空間を作ってあげる、子どもが独り立ちしたら部屋を広く使うなど、柔軟な間取りになります。

来客のために急遽ゲストルームを作る際にも活用可能です。

子どもが小さい時だけでなく、成長した後も無駄にならない間取りを考えることがポイント。

また、子どもが小さい時には、危険がないようにキッチン付近にベビーゲートを置くのもおすすめです。ストーブやコンセントなど触ってほしくない部分を囲んだりできるような余裕を持たせるのもよいでしょう。

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