ID, 'blogcat'); $blogTermSlug = $blogTerms[0]->slug; $blogTermName = $blogTerms[0]->name; $blogTermLink = get_term_link($blogTermSlug, 'blogcat'); ?> 新築と中古はどちらが人気?それぞれの選ばれる理由・迷った際の考え方を解説 | 【ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~】

2024.12.27

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新築と中古はどちらが人気?それぞれの選ばれる理由・迷った際の考え方を解説

近年の住宅購入動向をみると、中古住宅の人気が高まっています。新築の価格が高騰している影響から、リフォームやリノベーションも含めて中古住宅を検討される方も増加傾向です。

実際には、新築住宅と中古住宅のどちらを選ぶべきなのでしょう。

今回は、新築住宅と中古住宅を比較し、近年の傾向ではどちらが人気なのか、どういった理由で選ばれているのかをまとめました。
自分に合った住宅の購入方法をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

新築と中古、どちらが人気?売れ行きを徹底分析

近年、日本の住宅市場では、中古住宅件数の伸びが話題です。
特に東京近郊エリアでは、新築住宅よりも中古の戸建てやマンションを購入する件数が上回っている状況が続いています。

この背景には、建築資材・土地価格の上昇による新築住宅の値上がりや、中古住宅の利便性の良さがあると考えられています。

はじめに、新築住宅と中古住宅の人気の差について、近年の売れ行き状況をもとに紹介します。

中古住宅の成約件数が新築を圧倒

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表している「首都圏不動産流通市場の動向」によると、2023年度における首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の中古戸建の成約件数は、12,871件と報告されています。

一方、新築戸建の成約件数は4,750件。100〜200㎡の土地の成約件数と合わせても9,331件と、中古戸建の成約件数を下回っています。

中古戸建住宅 新築戸建住宅 土地
(100~200㎡)
新築+土地
2013 12,245 5,204 5,461 10,665
2014 11,208 4,572 4,920 9,492
2015 12,153 4,739 5,661 10,400
2016 13,195 5,245 6,148 11,393
2017 12,743 5,412 5,932 11,344
2018 12,718 5,266 5,962 11,228
2019 13,037 5,872 5,827 11,699
2020 13,348 6,334 5,828 12,162
2021 15,436 4,972 6,083 11,055
2022 13,446 4,312 4,582 8,894
2023 12,871 4,750 4,581 9,331

※東日本レインズ公表による成約件数データをもとに作成

さらに、直近10年間の件数の推移を見ると、2021年以降の数年間で、件数の差が開いていることもわかります。

首都圏での物件成約件数の推移からは、新築住宅よりも中古住宅のほうが多く購入されており、さらに、その差が広がっている傾向が見て取れます。

データ参照元:首都圏不動産流通市場の動向(2023年)/公益財団法人東日本不動産流通機構

背景には、新築住宅価格の高騰が考えられます。建材費や土地価格の上昇により、新築物件は手が届きにくい価格帯になりつつあることから、価格が低い中古住宅を検討する方が増えています。

実際に、国土交通省が年次ごとに発表する「住宅市場動向調査報告書」の令和5年度版では、既存(中古)住宅にした理由について、「予算的にみて既存(中古)住宅が手頃だったから」が最も多く、69.6%が回答しています。

※データ参照元:国土交通省/令和5年度の住宅市場動向調査報告書

中古が選ばれる理由とは?

続いて、中古住宅が選ばれている理由を紹介します。
市場動向のデータから、主に以下の3つの理由が挙げられます。

1.価格面での優位性
2.立地条件の選択肢の多さ
3.リフォームの普及

中古住宅は、新築の分譲住宅・注文住宅と比較すると、圧倒的に価格が低いことが特徴です。
価格の差は、住宅市場動向調査報告書の住宅取得資金に関する調査からもわかります。
同調査によると、注文住宅を建てた世帯の「住宅建築資金と土地購入資金の総額」は、全国平均で 5,811 万円。分譲戸建住宅の購入資金は平均 4,290 万円とされています。

他方、既存(中古)戸建住宅取得世帯の購入資金は、平均 2,983 万円という発表です。

中古戸建 新築注文住宅
(土地+建物)
新築分譲戸建
2019 2,585 4,615 3,851
2020 2,894 4,606 3,862
2021 2,959 5,112 4,250
2022 3,340 5,436 4,214
2023 2,983 5,811 4,290

※令和5年度 住宅市場動向調査報告書をもとに作成

過去5年間の平均額の推移で、新築住宅の価格が上がっているのに対し、中古住宅は価格上昇が緩やかな点も注目できます。

これらのデータからも、価格面で中古住宅を選ぶ方が多い理由が納得できます。

さらに、中古住宅を選んだ世帯では、住宅の選択理由に「住宅の立地環境が良かったから」と回答しています。
中古住宅は流通している物件数が多いため、立地条件で住まいを探している人の選択肢を広げられます。

自分好みにリフォーム・リノベーションをする発想が普及した背景も、中古住宅が選ばれている理由です。
住宅市場動向調査でも、既存(中古)住宅を選択した理由として「リフォームで快適に住めると思ったから」と回答した方が24%に上ります。
購入資金を抑え、リフォームによってきれいに長く住む方が増えていることがわかります。

中古住宅を選ぶべき理由は?

中古住宅には、新築にはない魅力があります。
中古住宅と新築住宅のどちらを選ぶべきか迷う場合は、それぞれのメリットを比較しましょう。

理由1:購入価格が安く済む

中古住宅の最大の魅力は、やはり新築と比べて価格が安い点です。
前述のとおり、近年の平均相場から、新築よりも25〜50%程度安く購入できることがわかります。
価格差を活用すれば、同じ予算でより広い住宅や、より良い立地の物件を選べるでしょう。さらに、購入後のリフォーム費用を考慮しても、総額で新築よりも安くなる場合が多いです。

理由2:良い立地を選べる

中古住宅は、すでに住宅地として発展しているエリアにあることが多いでしょう。
駅近や都心部といったすでに人気の高いエリアでは、新しい更地の不動産はなかなか出てきませんが、中古住宅なら物件があるケースは珍しくありません。
通学や通勤のエリアから住まいを選びたい方や、不動産相場が高騰する人気のエリアに済みたい方なら、中古住宅を視野に入れることで物件探しの負担が軽くなります。

理由3:早く入居できる

中古住宅は、すでに完成している建物が売買されるため、不動産契約が完了次第すぐに住み始められます。
新築の注文住宅よりも、入居までの期間が短く済むことも、大きなメリットといえます。

購入後に大きなリノベーションを行う場合でも、新築工事よりも短い工期で済む場合が多いです。
賃貸にお住まいの方なら、家賃を払い続ける期間が短くなる分予算削減ができます。

逆に新築を選ぶべき理由は?

しかしながら、新築住宅にこだわりがある方も、多くいらっしゃいます。
つづいて、新築ならではのメリットも解説します。

理由1:性能が高い

新築住宅の特徴は、高い性能です。
断熱性、気密性、耐震性など、住宅の基本性能が高く、エネルギー効率に優れた省エネ住宅を選べます。

たとえば、2025年度からは、すべての新築住宅で断熱等級4以上に適合することが義務化されます。
現在は中古住宅にはこうした指針がなく、築数十年の住宅でも、断熱・耐震性能が大きく劣る物件もあります。

住んだ後の光熱費を考慮し、購入時は高くてもランニングコストを抑えられる新築住宅を選ぶ方が多いです。

理由2:住宅ローン控除を受けやすい

新築住宅と中古住宅では、住宅ローン控除で受けられる優遇の内容に差があります。
住宅ローン控除は、住宅の購入資金としてローンを使った場合に、年末のローン残高の0.7%が所得税から控除される優遇制度のこと。

以下の表に、違いをまとめました。

  新築住宅 中古(既存)住宅
控除期間 13年 10年
借入限度額 長期優良住宅・低炭素住宅:4,500万円
ZEH水準省エネ住宅:3,500万円
省エネ基準適合住宅:3,000万円

長期優良住宅・低炭素住宅
ZEH水準省エネ住宅
省エネ基準適合住宅
いずれかに該当する住宅:3,000万円

上記以外の既存住宅:2,000万円

参考:国土交通省 住宅ローン減税

控除の期間も借入限度額も、新築住宅のほうが大きな優遇を受けられることがわかるでしょう。

また、建築前に性能基準を選べる新築と異なり、中古住宅の場合は各省エネ基準をクリアできる物件も限られています。築浅の物件か、省エネリフォームがなされている物件でなければ、借入限度額の引き上げ基準はなかなかクリアできません。

これ以外にも、新築の省エネ住宅では、税制度や自治体の補助金制度で優遇を受けられる可能性があります。

こうした制度を活用しやすいのは、新築住宅の利点です。

保証やアフターサービスが充実

新築住宅では、瑕疵担保責任が法律で義務となっています。引き渡しから10年間は、構造上の主要な部分について万が一トラブルが起こっても、施主の負担にならないことが保証されます。
多くの住宅メーカーでは、これに加えて独自の保証制度を設けており、長期間にわたってサポートを受けられるでしょう。

その点、どの業者が設計・施工したか不明なケースも多い中古住宅では、住んだ後に不具合が起きれば、リフォーム会社などを探して補修してもらわなければなりません。
すでに築年数が経過している分、不具合のリスクも高まります。

住宅のメンテナンス管理を心配せず、安心して暮らしたい方には、新築住宅がおすすめです。

新築・中古で迷ったときに考えるべきことは?

新築住宅と中古住宅、どちらを選ぶべきか迷った時には、さまざまな視点から総合的に考えることが大切です。
選択の際に重要となるポイントを3つ紹介します。

ライフスタイルに基づいた住宅選び

住宅選びで重要なのは、家族のライフスタイルに合っているかどうかです。
新築住宅は、最新の設備や間取りを自由に設計できる利点があるものの、立地が限られる場合があります。
一方、中古住宅は立地の選択肢が多く、人気の住宅エリアや通勤に便利な物件も見つけやすいです。

たとえば、子育て中の世帯にとっては、学校や公園が近い立地が優先されるかもしれません。他方、住宅の性能やこだわりたい間取りがある場合には、新築住宅がぴったりでしょう。

家族の生活スタイルによって、どの条件が優先されるか整理していくと、住宅を選びやすくなりますよ。

予算と将来の資金計画

新築住宅と中古住宅では、初期費用だけでなく、維持費や税金なども大きく異なります。
新築住宅は、一般的に中古より高額ですが、税制優遇や住宅ローン控除が受けやすいメリットがあります。
それに対し中古住宅は、はじめの購入価格が安いものの、リフォームやメンテナンス費用、光熱費などが高くつくケースも。

長期的な視点で、購入費用だけでなく税金や補助金・修繕費なども含めた総コストを試算し、資金計画を検討することをおすすめします。

将来の住宅価値

新築住宅は、最新の建築基準に適合し、耐震性や断熱性に優れています。
一方、中古住宅は物件ごとに性能にばらつきがあり、場合によっては耐震補強や設備の更新が必要になることがあります。

将来の売却や資産価値を考慮して、住宅の性能と立地の両面から検討することも住宅選びの方法です。

家づくりのご相談は”ロゴスホーム”へ

ロゴスホームは、北海道や東北、関東エリアを拠点に新築注文住宅を建設しているハウスメーカーです。

中古住宅の価格の安さに注目が集まっているものの、記事内で引用した「住宅市場動向調査報告書」では、注文住宅取得世帯が既存(中古)住宅を選択しなかった理由として「耐震性や断熱性など品質が低そう」と答えた方が三大都市圏の25.4%を占めています。

さらに「新築の方が気持ち良い」「リフォーム費用でかえって割高になるのでは」と新築を望む方も少なくありません。
※参考:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001767858.pdf

ロゴスホームは、手の届きやすい適正価格で、北海道・東北エリアの気候に負けない高気密高断熱住宅を施工しています。
また、道内の各エリアに省エネ分譲住宅販売も展開。
建築コストや資金計画についても、ご家族の状況に合わせて丁寧に提案します。

価格面のご不安から新築住宅と中古住宅で迷われているなら、一度ご相談にお越しください。ご家族に合った住宅購入について、一緒に考えましょう。

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まとめ

新築住宅と中古住宅のどちらを選ぶかは、ご家族の状況や優先順位によって異なります。
この記事では、両者の購入されている件数や購入した動機、メリットとデメリットなどを比較しました。

中古住宅は価格面での優位性や立地の良さが魅力ですが、リフォーム費用や将来的な修繕費用を考慮しなければなりません。
一方、新築住宅は最新の設備や高い住宅性能、税制優遇などのメリットがありますが、初期費用が高くなる傾向があります。
選択の際は、ご家族のライフスタイル、予算、将来の計画を総合的に考えることが大切です。

住宅選びは、人生の大きな決断のひとつ。
メリットなどの条件比較をしても悩ましい場合は、わたしたちロゴスホームでも、お問い合わせをお受けしています。
新築住宅購入を決められていない方でも、モデルハウスのご見学や資金相談が可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

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ロゴスホームのスタッフです

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