2024.09.02

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マンション購入でよくある後悔パターン15選と対処法

戸建て住宅の建設のみならず、マンションの購入もマイホームのかたちのひとつ。
ところが、一生の住まいとしてマンション購入したものの、暮らしてみて後悔を感じている人は意外にも多いそう。

今回は、マンションを購入した人が感じている後悔のパターンをまとめました。
後悔を感じている方に向け、解決策の選択肢も紹介しています。

マンション購入資金計画の後悔

マンション購入の後、資金計画をもっとしっかり考えたら良かったと後悔を感じているケースが多いようです。
資金面で後悔してしまう具体的なケースを見ていきましょう。

住宅ローンの組み方に無理があった

住宅ローンを組む際の計画が甘く、入居後に家計が回らなくなるケースがあります。
月々のローン支払額を見て購入を判断したものの、実際には想定外の費用もかかり困っているという声も多く聞かれます。

後悔の例
「購入時に住宅ローン支払いだけ想定し考えた資金プランを出され、管理費や固定資産税を想定していなかった」
「家族構成の変化を見越しておらず、子どもが生まれて支出が増えてしまった」
「物価上昇や光熱費の値上がりで、想定していた資金計画でうまくいかない」

固定資産税の負担が大きかった

物件によって異なりますが、新築マンションで年間10~30万円、中古マンションで年間10~20万円ほどの固定資産税がかかります。
ローン返済以外の出費として想定していないと負担が大きく、後悔の原因となっています。

後悔の例
「固定資産税の存在を知らず、突然の請求に驚いた」
「毎月換算で1万円以上も固定資産税がかかるとは思っていなかった」

管理費などの諸経費が多い

マンションは、購入費用以外にも必要な諸経費があります。
管理費・修繕積立金・駐車場代・駐輪場代・火災保険料・地震保険料など。
資金計画の段階で正しく把握できていないと、家計を圧迫する原因になります。

後悔の例
「駐車場代が予想以上に高かった」
「火災保険料や地震保険料が必要とは思っていなかった」

修繕積立金が値上がりした

マンションを長期にわたって維持するためには、定期的な修繕が必要です。そのための費用が修繕積立金ですが、この金額は時間とともに上昇する場合があります。多くの購入者が、この将来的な値上がりを考慮せずに購入を決めてしまいます。

後悔の例
「築10年で修繕積立金が2倍に値上がりし、家計が苦しくなった」
「大規模修繕工事の際に一時金の徴収があり、貯金を取り崩す羽目になった」
「修繕積立金の値上がりペースが早く、将来の支出に不安を感じている」

教育費の負担が増えた

子育て世帯では、子どもの成長にともなって、予想以上の教育費負担がかかる場合があります。「公立校なら費用はかからない」と甘く見ていたものの、実際には想定外の出費があったと感じることも。

後悔の例
「公立でも制服や学用品の費用が予想以上にかかる」
「習い事や部活動にかかる負担が大きい」
「食費や娯楽費も含めた子育て全般の費用が年々上がっていく」

購入した物件に関する後悔

マンション購入後、物件そのものに関して後悔を感じる方も少なくありません。
実際に住んでみて初めて気づく問題点もあります。具体的なケースを見ていきましょう。

間取りに不便が見つかった

実際に生活してみると思わぬ不便さに気づくことがあります。マンションの間取りは画一的で個々の生活スタイルに合わせられていないため、わずらわしさを感じる場面があるでしょう。

後悔の例
「水回りの動線が悪く、家事効率が悪い」
「キッチンが狭く、調理スペースが足りない」
「収納スペースが少なく、物があふれてしまう」

広さが足りない

マンションの広さは、将来的な生活の変化を考慮せずに選んでしまうと、後々問題になることがあります。新築マンションの一般的な専有面積は約70㎡。戸建てと比較して小さく、収納スペースにも限りがあるため、家族構成によっては手狭に感じるでしょう。

後悔の例
「子どもが生まれて手狭になった」
「在宅勤務が増え、仕事スペースの確保に苦労している」
「趣味の道具が増えて、収納に困っている」

日当たりが悪い

日当たりは季節や時間帯によっても変化するため、内見のタイミングだけではわからないことがあります。

後悔の例
「室内が暗く、常に照明をつけないと生活できない」

設備に不満を感じる

マンションの設備の使い心地は、実際に生活し始めるまでわかりにくいポイント。特に、共用設備の使いにくさや、老朽化による問題は後悔につながります。また、利用者が少ないために共用施設が閉鎖されてしまうこともあります。

後悔の例
「エレベーターの待ち時間が長い」
「ゴミ置き場が遠く、毎日のゴミ出しが大変」
「給湯器の能力が低く、お湯の出が悪い」

管理規約が厳しい

購入時にはあまり気にしていなかった規約が、実際の生活で大きな制約となることがあります。また、立地や価格に注目して購入を決め、規約まで詳細に確認していない方も少なくありません。

後悔の例
「ペット飼育が禁止されていた」
「防音設備が不十分で、楽器の演奏に制限がある」
「リフォームが内容によって制限されている」

環境に関する後悔

マンション購入後の後悔として多くあり、環境面で後悔を感じている方が多いようです。
実際に住んでみないとわからない問題点について見ていきましょう。

立地が良くなかった

車通勤だからと立地を重視せずに購入したものの、暮らしてみると予想以上に不便だったという声も、よくある後悔のひとつです。

後悔の例
「夜道が暗くて怖い」
「坂道が多く、自転車での移動が予想以上に大変」
「転職で通勤経路が変わり、便利だと思っていた立地が不便になった」

隣人トラブルが発生した

マンション内の住民同士の関係は悩ましい後悔です。
どんな住民が住んでいるかまでは、購入前にわかりません。トラブルによって住み続けることが苦痛に感じられるケースもあります。

後悔の例
「住民同士の対立が分かった」
「挨拶しても返事をしてもらえない」
「子どもの声や足音にクレームを言われた」
「ゴミ出しルールを守らない住民がいて、環境が悪化している」

駐車場・駐輪場

マンションの駐車場や駐輪場は、台数やサイズに制限があり、抽選にもれると家族分の駐車ができないこともあります。住むまで知らずに、家族分の自動車・自転車が停められないと後悔の要因になっています。

後悔の例
「駐車場・駐輪場の場所が抽選で決まると後から知った」
「駐車の台数や停める車のサイズ制限が厳しい」
「駐輪場が2段式ラックで、出し入れしづらい」

騒音が気になる

事前の下見では休日の昼間しか訪れておらず、夜間や平日の思わぬ騒音におどろくケースも。特に飛行機や踏切の音は日中から夜間まで続くため、毎日生活してみると大きなストレスになりかねません。

後悔の例
「夜間や明け方の近隣住民の声がうるさい」
「昼間は落ち着いた街なのに、夜になると駅前に人が増える」
「幹線道路が近く、予想以上に騒音がひどい」

子育てに不向きだった

独身や夫婦だけの家族構成で購入した物件の場合、子どもが生まれてはじめて気づく不便もあります。

後悔の例
「近くの保育園に入れなかった」
「小学校までの距離が遠く、子の通学負担が大きい」
「近くに子どもと遊べる公園がない」

マンション購入に後悔してしまった時の選択肢

マンション購入の後悔から住み替えを考えるなら、「賃貸に出す」「売却する」2つの選択肢があります。
それぞれにメリットと注意点があるので、状況に応じて検討しましょう。

賃貸に出す

マンションは資産として所有しながら、賃貸に出す選択肢があります。

メリットは、家賃収入をローン返済に充てられることです。一時的に貸し出しをして、将来また住み直すことも可能です。
ただし、自己の居住用ではない不動産には住宅ローンが使えないため、ローンの借り換えが必要になります。

家族構成の変化などで一時的に住みづらくなった場合や、将来再び住みたいと考えている場合におすすめの選択肢です。

売却する

もうひとつは、マンションを売却によって手放す選択肢です。
売却代金をローン返済や新居購入に充てられます。

注意点は、売却のタイミングです。一般的に築年数が経つほど価格が下がる傾向にあり、特に新築で購入したマンションは中古になると一気に物件価値が下がるケースもあります。
地域の不動産業者に相談し、慎重に判断しましょう。

家づくりのご相談は”ロゴスホーム”へ

ロゴスホームは北海道と東北エリアを拠点に戸建ての注文住宅を建設しているハウスメーカーです。
マンションを購入したものの、やっぱり一戸建てに住み直したいというご相談も、実は少なくありません。

ロゴスホームでは、そういったケースにも家族のご希望に合わせた間取りの提案や資金計画のご相談を承っております。
自己所有のマンションにお住まいだったとしても、一戸建ての新築にご興味がありましたら、ぜひモデルハウスにお越しください。
今のお住まいの悩みを解決し、新しいマイホームを取得するヒントが見つかるかもしれません。
お問い合わせはこちらから。

まとめ

マンション購入後の後悔は、思いのほか多くの方が経験しています。
資金計画の甘さ、物件選びの失敗、環境への不適応など、様々な要因があります。
実際に住んでみて初めて気づく不便さもあり、相談できずに悩まれている方もいるでしょう。

一生に一度のマイホームという言葉もありますが、家族構成やライフスタイルに合わせて家を選び続けていくことをおすすめします。

▼北海道の方はこちら

▼東北の方はこちら

この記事を書いた人

LOGOS HOME

ロゴスホームのスタッフです

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